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2021年の振り返り 「初めて彼女と手を繋いだ日」

長野県の佐久地域に移住して3年目にして
ようやく参加できた
Iitoco!!アドベントカレンダー

長野県佐久地域の人たちが
クリスマスまでの期間、
順番にブログや記事を書いていく企画。


長野県佐久市は
東京から新幹線で70分(だよね?)
首都圏からのアクセスもいい。


佐久市の隣にある
佐久穂町と軽井沢の両方に
新しい学校が開校したことで
家族移住も増えている街。


そこには
面白い人たちが
たくさんいる。


離れてみて
改めて
サク・イイトコ



「この取り組みいいなー」って
指を加えて見ているだけで
3年目にしてようやく参加できたのに
それを千葉県で書く不思議さ。


まだ旅の真っ最中で
毎日が刺激的。


完成できていない粘土細工のような
ぐちゃぐちゃな気持ちだけど
なんとか今年の振り返りをしてみようと思う。



<今年の始まり>

今年の始まりは、結構辛かった時期。
職場に行きたくても行けない。
何をしてても涙が出てくる。


「年度末までは働きたい」
「せめてあの子たちの卒業だけは見たい」
と思っていたけれど


滑り落ちる心のブレーキはかからないまま
全部を諦めることを選び、2度目の休職。


休職していることも
退職が決まっていることも
隠しながら、過ごした毎日。


山の中へ引っ越す
という選択ができていたことは幸いで


外に出て、散歩をしても
誰にも会わないですむ。

聞こえるのは
川の音と鳥の声だけ。


毎日、喧騒の中にいたから
それが何よりの癒しになってた。


当然、
「これから、どうやって生きていくのか?」
っていう不安もあった。


焦りと不安から
考えていたプラン。
結局、ほとんどやってない。

仕事の誘い。
結局、全部断った。


「自分はどう生きたいのか?」


その答えがないまま走り出したら
また同じことを繰り返す気がしたから
1年間は、自分に向き合う時間にすると決めた。



<向き合いながらやったこと>

3月【noteを始めて、Lifestoryを書きあげる】

これから何をするかを決めるために
これまでを振り返る必要があった。


たしか1ヶ月くらいかけて
書きあげたはず。



書きながら
何度も泣いたから
いいデトックスだった。



いまだにこの記事が
新しい人と繋がるきっかけになっているから
書いてよかったと思う。


6月【オンラインコミュニティ「教室のえんがわ」の再開】

2018年から始めていた
ライフワークの一つ。

仕事が忙しくて、停止状態だったものを
もう一度、再開した。

グループを作り直して
現在は、60名。

オンラインサロンのような会費などはなく
毎回のイベントが有料なだけ。

「私はこう思う」を大切にする場所。



8月【本格的にWebデザインを学びはじめる】

興味本位で始めた
プログラミングの勉強。
夏からオンラインスクールに通って
本格的に学び始めた。



言葉の意味がわからない。
適性がない。
性格が合ってない。



いろんなことを感じたけれど
結局、辞めなかった。


それは、周りに教えてくれる友達がいたから。
本当に感謝。



泳げないけど海に飛び込んで
なんとか”浮く”ことは
できるようになった状態。

とりあえず、溺れてはいない。



9月オンラインスクール「そらとくらす」の開校】

コロナによる自主休校児童が
爆発的に増えていた頃。



突然、舞い込んだ話ではあったけれど
3日間だけ考えて、開校を決めた。


開校前日に告知を始めたけど
初日から子どもは来てくれて
今でも続けることができてる。


無料のオンラインスクールだから
運営費は、noteのサポートに支えられてきた。


自分が必要だと感じたものに
お金を支払ってくれる人たちがいた。
本当にありがたい。



<ちょっと余談だけど…>

今年は、たくさんの車に乗った。
夏に愛車のラパンがこわれ


緑のタント(代車)

白のワゴンR(代車)

黒のムーブ(代車)


ようやく納車された
薄ピンクのミラジーノ(自分の)


と思ったら、すぐに不具合で

軽トラ(代車)

旅の前日に、修理が終わって
旅に出たら、また不具合で
(これは流石に落ち込んだ)


静岡から数時間だけ佐久穂に戻り


水色のゼスト
しかもスキーキャリア付き
(スキーできないけど)


に交換して、
今は代車で旅してる


1年間で7台も乗ってる。


車に恵まれたのか…?
恵まれてないのか…?

そんなこともあった。



12月【多拠点生活サービス「ADDress」を使って旅に出る】

これが、今年最後に始めたこと。


まだその途中だし
まとまらないから
つらつら書いてみる。




<旅のつらつら>

これまでのルートは


長野
名古屋
静岡
長野(車交換のため)
山梨
神奈川
東京
千葉(今ここ)


関東圏が多いのは
ADDressの拠点が集まっているから。


あと、寒いところには
行きたくないから。



年末年始は
長野と名古屋で過ごして

年を越して
車を交換したら

岐阜
京都
兵庫

そこからフェリーで
九州まで南下する予定。


大きな怪我と事故だけはしないように
とっても気をつけて旅してる。


・・・・・・・・・・・・・・

旅なんてしたことなかったから
知らなかったけど


旅をしていると
ものすごく規則正しい生活をする。


ちゃんと自炊して
ちゃんと寝て、起きる。

本もたくさん読むし
勉強もするし
仕事もする。


家にいたら
どんだけでも怠惰になっていたのに

今は、生産性がとても高い
これは驚きだった



・・・・・・・・・・

旅と旅行は違うと
日々感じてる。


旅行は一時的だから
荷物の質より量が優先される。
少しでも身軽にするために。


でも旅は、移動しながら暮らすこと。
初めは、少しでも荷物を減らそうとしてたけれど
私には良くなかった。


大事なのは
”いつもと同じもの”
もっていること。


いつもと同じ服
いつもと同じ歯磨き粉


盲点だったのが
洗濯洗剤と柔軟剤


ADDressの拠点には
用意されているところがほとんどだけど


私は香りの強いものが
あまり得意じゃない。


慣れていない
もしくは好みではない香りで洗われた
マスクは結構、苦痛だった。


だから、旅先で
”いつもと同じ”洗剤と柔軟剤を買って
それを小さなボトルに詰め替えて
持ち歩くことにした。


全部はできなくも
できるだけ”いつもと同じもの”を
持ち歩くようにしている。


旅を長続きさせるには
ちょっとの我慢を減らすこと
いいのかも。



ただ…
車の中は、夜逃げ状態



・・・・・・・・・・

初めて彼女と手を繋いだ日

ここからタイトルにつながるのだけれど


私にとって旅は、
一人ぼっちになれる時間


実際は、
旅先でいろんな人に出会うし
一緒にご飯を食べたり
出かけたりもする。


だから一人ではないけれど
これまでの人間関係は近くにないし
街を歩いてて知り合いに会うこともないから



気持ち的には
一人ぼっち。



一人でいることは苦手だったけど
あえて一人ぼっちになることで
見えるものと感じるものが増えた


それは
自分の外側じゃなくて
自分の内側にあるもので。


旅の途中って
ずっと自分と話してる。
自分と一緒にいる感覚がある。


過去のこと
今のこと
未来のこと
ずっとおしゃべりしてる。


ちょっと気持ち悪い表現になるけど
自分の中に、2人いる感じ。


右脳と左脳なのか?
心と頭なのか?

分からないけれど
私”と”彼女”の 2人がいる。


そんで、彼女とおしゃべりしていると
自分の感じていること・考えていることが
どんどんクリアになっていく。


私は長いこと
彼女の声をちゃんと聞かないまま
生きてきたと思う。


彼女はなんでも知っていたけれど
長いこと話してなかった。


でも最近、ようやく
初めて彼女と手を繋げた気がした。


だからこのタイトルにした。


正直、
「やっと」
いう気持ち。



働く場所・時間
すること・言うこと


人生の要素の多くが
縛られていた、これまで。



そこから自由になってもなお
あれこれ迷っては、考えて
やってみては、また迷って


それで
ようやく
自分と手を繋げた



もう二度と
この手離したくない
って思う。




こないだ読んだ本で知ったこと。

ギリシャの時代。
人々は仕事・労働・活動よりも
「内省する時間」を大切にしてきた。
それを暮らしのベースに置いてきた。


その意味と価値が
今ならよくわかる。



私にとって
内省は、自分の声を聞くこと。


これまでもやってきたけれど
なんか「もう一歩、足りない」気がしてた。


一人ぼっちの旅が
その”もう一歩”になってくれたらしい。


「旅に出て良かった」
と心から思う。


怖かったけど
勇気を出して進んだ自分を
ほめてあげたい。



<呼び名>

旅先では
いろんな人に出会う。


そこで気づいたこと。


私は「呼び名」によって
微妙に自分のキャラが違うということ。


多分これは、
夫婦別姓選択制度の実現のために
活動している友人夫婦の存在が
きっかけだったと思う。


今年、委員会を傍聴したり
制度の現状を知ったりする中で


「姓名」について
考えるようになってた。


私の周りには
「ひでちゃん」と呼ぶ人達や
「服部さん」と呼ぶ人達がいる。


ちなみに私の
「服部」という姓は
生まれもった姓じゃない。


だから、どちらかというと
「ひでちゃん」と呼ばれる方が
しっくりくる。


名前って
アイデンティティだ。


できるなら、
「服部さん」より
「ひでちゃん」と呼ばれたい。

(江原さん、ここ取り上げてくださいね笑)


どこで暮らしたとしても
自分でつくれる安心感がある。



そんなことも考えた。



<来年やりたいこと>


今年の振り返りのあとは
やっぱり来年のことかなと思う。


まずは

【kindleの出版】

数日前に、kindleの出版が決まった。

なんとなく、少し前から
「kindle出してみたいなー」と思ってたら…



旅先で
kindleのプロデューサーをしている人に出会って


その1週間後
出版日が決まった。
「3月20日」
初めてnoteを書いた日。


物事がスイスイ・コロコロ進む時は
そっちに進むのが正解ってことだから
やってみる。



間に合うか不安だけど
人に伝えれば叶うはずだから
ここに書いておく〜



【Webデザイナーのポートフォリオをつくる】

ありがたいことに
制作に追われるようになってきた。


日に日に
プレッシャーが増しているけれど
まずは実務で使えるスキルと知識がないと
進める道はないから
ここは踏ん張りどころ。


そんで、踏ん張ったら
ポートフォリオをつくりたい。


それを、眺めながら
ニマニマしたい〜



【ギターを弾きたい、上手になりたい】

そろそろ
脱したい
初心者ギター


もしかしたら、どこかで弾けるかもと
淡い期待を抱いて
車にギターを乗せてきたけれど

旅に出てから全然弾けてない


これではまた
超初心者に戻ってしまう


来年は、もっと練習して
うまくなりたいな〜



【資本主義にのまれないようにする】

いよいよ
稼ぐ”ことを
考えないといけない時が来た。


資本主義という
大きくて強い波に
のみこまれないように


できれば
ふわふわと
空を飛んでいたい〜


結局望むことは…

1年間、考え続けたけど
私がしたい暮らしは
何にも特別じゃなかった。


◎毎朝、楽しい気持ちで目覚めること。
◎毎晩、安心して眠れること。
◎「今日も良い日だった。明日も良い日になるな。」って毎晩、思えること。


だから来年も
これができれば
ハナマルだ〜


メリークリスマス♪
そして、良いお年を♪♪





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