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ライフストーリー。書いたら起こった、こんなこと。

1ヶ月間かけて
ライフストーリーを書いてみた。

全部で10話。
合わせて、3万文字くらい。



書き始めたのは
これまでの人生を振り返るため。



それをあえて公開にしたのは
やっぱり訴えたいもの
自分の中にあったんだと思う。



半分は、”自分のため”
半分は、誰かのためと見せかけた”自分のため”



回を重ねるごとに
読まれる意識が大きくなったけど
”自分のため”は、最後まで守ってきた。



書くことが
暮らしの中心になった1ヶ月。


それはそれで
贅沢な時間だったと思う。


それを振り返ってみた。



<正直に書く>


書くときに一番、大事にしてたのは
”正直に書く”ということ。



正直は難しい。


自分で自分に
嘘をついていることが多かったから

何が自分にとって”正直”なのか
すぐに分からなくて

そこへたどり着くだけでも
疲れた。



書いても書いても
”自分の言葉”にならない
って時が何度もあった。


そういう時は
全部消して
真っ白に戻す。


それを繰り返してると
“自分の言葉”になる瞬間が
必ずやってきたから


少しずつ
のんびり待てるようになった。


その間、無意識に
ずーっと自分に問いかけて



見つけるっていうより
邪魔なものを消していく



邪魔なものが消えると
残るものがあって。


それが私にとっての
”正直”だった。




もちろん
正直に書くことで
”周りの反応が怖い”
っていうのもあった。


でも、読んでくれた人の感想から
何が、誰の心に届くのかなんて分からない
ってことが、分かった。



だったら、なおさら
書きたいことを書こうって思った。



思ってもいないことを書いて
うまれる共感は、”無”と同じ



これを読んで私を嫌う人は
離れていくし
共感をしてくれる人は
残ってくれる



それでいいと思った。




<言葉のリズム>


もう一つ、大事にしたことのは
”言葉のリズム”


私は、スマホで、
長い文章を読むのが苦手。



特に文字が詰まった
窮屈なやつ。

のっぺりしてて
読みにくい。


一文を短く
改行を多くしないと
自分で読み直すことが
できなかった。



言葉は
リズムがあると
心地いい。


リズムは、
音符じゃなくて
休符がつくってる
っていうから


言葉にも、
空白がある
読みやすくなる


と、私は思う。



<書いたら起こった、こんなこと①>


コメントやメールを通して
ときにはリアルでも
いろんな人との”やりとり”が生まれた。



距離の近い人
疎遠になってた人
会ったことない人


感想や褒め言葉をたくさんもらえて
うれしかった。


でもそれ以上にうれしかったのは


”その人が何を大切にして、
どう考えて、今を生きているのか”


聞かせてもらえたこと。


一人のライフストーリーが
誰かの思考を刺激した。



私はライフストーリーを使って
言葉にできないまま抱えてきたこと
を書いた。


それを、自分の外側に投げてみたら
拾ってくれる人がいて



そこに自分の想いを乗せて
投げ返してくれる人がいた。


それが、何よりうれしかった。




気持ちの良いことばかりではなく
モヤモヤも起こった。


公開してないブログ
読ませてくれる人がいた。



それは、まさに
その人にとっての信実だった。



そして、それは
人の役に立つ、とても有益な情報だった。



とてもわかりやすくまとめているのに
それが公開できないままでいた。


理由は、私と同じ。
”周りの反応が怖い”から。





「私はこう思う」って言えない社会
久しぶりにグッと近づいてきた。


私が表現し続けることで
いつかそのブログが
誰かの目に触れること
応援したいと思う。




そんなやりとりを通して、


”その人を知る”ということの
意味が変わってきた。



”その人を知る”って
思ってた以上に
手間と時間がかかる。



出会って、少し話しただけで
知ったつもりになってた。


その人がなぜ今ここにいて
どうして、そう考えるのか。



それを知っていくために
人生の時間をもっと使いたい
って思うようになった。





<書いたら起こった、こんなこと②>


自分への安心感がうまれた。



体を壊して
仕事を退職。




自己肯定感は、真っ逆さま。
未来への不安は、急上昇。



「これまで何やってきたんだろう」って
嘆いてた。



でもライフストーリー書いてみたら、
私、頑張ってた。
精一杯、生きてた。
って思えた。


私、大丈夫だ
って思えた。





<迷子の処方箋>


ライフストーリーは
人生の迷子の処方箋
なると思う。



言葉を綴ることが苦手は人もいるし
表現は、音楽や絵でもできる。



でもやっぱり
言葉の力はすごい。



これまでの人生を
言葉でまとめることができると
今立っている足元と、その道の先
本当に見えやすくなる。



友達は
「そんなに書くことがない」
って言ったけど
そんなことはない。



絶対に
オンリーワンのストーリーがある。




私は、書きながら何度も泣いた。
書き終わると、スッキリして、どっと疲れた。
デトックスしている感じ。


書き始めたとき
書き終わるときのことなんて
考えてなかったけど



予想以上に
いろんなものが得られたと思う。



ライフストーリー、
おすすめです。










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