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1日1%でいいから、続けること。そして改善に努めること。難しいけれど、向き合う努力を忘れない。

1日1%の改善というのは、長期的に見ると驚異的な成長をもたらします。1年間毎日1%ずつ改善を続ければ、変化しない状態に比べ1年後に約37.8倍の効果を生み出すというのは、とても有名な話です。

これは、1日1%改善を複利で計算することが前提になっています。数式的には、「最終的な値 = 開始値 × (1 + 0.01)^n」こんな感じでしょうか?

しかし、この数字はあくまでも理論上の話であり、実際には様々な要因によって結果が左右されることに注意する必要があります。毎日1%ずつ確実に改善できるわけではないですし、1%の改善がすべて同等・等価な結果をもたらすなわけでもありません。また、基礎的な能力が低すぎると、論理的には当然1%の改善も微々たる効果になってしまいます。

しかしながら、コツコツと努力を続けることで、着実に目標に近づくことができるのは疑いの余地がありません。目標達成への道のりは決して平坦ではありませんが、1日1%ずつ前に進むことで、少しづつでも希望の光が見えてくることを期待するのは決して悪くないと思います。

「継続はチカラなり」をどう実証するか

では、1日1%の改善を現実のものにするためには、どのようなことを意識すればよいのでしょうか?

まず重要なのは、具体的な目標を設定することです。漠然と「成長したい」と思うのではなく、「1年後には英語力をTOEIC800点まで上げる」「半年後に10kgダイエットする」など、明確な目標を設定することで、モチベーションを維持しやすくなります。

次に、具体的な行動計画を立てることも大切です。目標達成に向けて、どのような行動をいつまでに取るのかを具体的に計画しましょう。計画は細かすぎてもいけませんが、ある程度具体的な方が、進捗状況を把握しやすく、軌道修正もしやすくなります。

そして、日々の進捗状況を記録することも有効です。記録をつけることで、自分がどれだけ努力しているのかを客観的に把握することができます。また、うまくいかなかった部分は記録を振り返ることで、改善点を見つけることもできます。

最後に、定期的に振り返りを行い、修正を行うことも重要です。計画通りに進んでいるか、目標達成に向けて軌道に乗っているのかを定期的に確認し、必要があれば修正を行うのが良いかと思います。

私なりのまとめ

1日1%の改善は、目覚ましい成果をすぐに得られる魔法ではありません。しかし、コツコツと努力を続けることで、着実に成長することができます。

ただ、自分一人の意識を強く持ち、継続し続けるのはとても難しいです。私は幸いにも仲間に恵まれ、自分の欠点や苦手なところ、伸ばしたいところ、改善したいところをうまくやっている人たちに囲まれています。ふとした時にいつもその人たちの姿勢や行動を見るたびに、反省して行動を変えようと意識します。しかしまぁ、苦手なことはそんなに景気良く改善できるわけでも続けられるわけでもありませんが、それでもときどき自らを戒め、少なくとも立ち止まって反省し考える機会を与えてくれます。

とはいっても、人は何か納得感のある拠り所をもつか、強烈な熱量や脅威に押されて取り組むことがなければ、なかなか化けることは見られませんが、この話の一旦が、あなたの日々の生活の中で意識的に小さな改善を積み重ね、目標達成に向けて着実に進むためのなんらかのヒントとなれば幸いです。日々精進。


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