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ラポールを形成するための「聞き上手」になるテクニック2選



今回は、「人を動かす」、「人に気持ちよくこちらの意図するように動いてもらう」ために覚えておきたい”ミラーリング”と”うなづき”について書こうと思います。


これらはテクニックになるので、いちいち記憶するのではなくて基礎反射に落とし込んでおくのが良いかと思います。




□ミラーリング


ミラーリングは、相手の仕草とこちらの仕草を同じにすることで相手に無意識のうちにこの人とは気が会うな、と思ってらもうテクニックです。


自分がコーヒーを飲むタイミングで相手も飲んだり、自分が椅子に持たれていると相手も持たれていたりしたら、無意識のうちに「この人は自分と気が合うな」と思ってしまうものです。



○相手が飲み物を飲んだら、こちらも飲む

○相手が前のめりになるとこちらも前のめりになる

○相手の発したキーワードを復唱する(バックトラッキング)

等々実践しています。


また、相手が人見知りでなかなか距離を詰めて来ず、例えば手が泳いでいるような場合に置いても、こちらが相手と仕草を似せることで、「この人もは自分と同じ感覚を持っている」と思い、徐々に心を開いてもらいやすいです。




□うなづき(相槌)


僕は侮っていましたが、うなづきの仕方を変えるだけでかなり効果がありました。うなづきの仕方を改めると、自分の聞く態度に”誠意”や”思いやり”が現れて、相手とのラポールを気づけます


・うなづく回数は減らす

うなづく回数を増やしてしまうと、一つのうなづきの重みがなくなります。

一つの相槌のリアリティがなくなり、相槌から”誠意”感じにくいです。

一つ一つのうなづきの精度を上げていくことで「しっかり話を聞いてくれている」もっというと「自分の話は相手に影響を与えている(相手が関係性が深まっていると感じている)」ようになります


・うなづくタイミングは相手が息継ぎをするタイミングがベスト

うなづくを減らすと精度が問われます。うなづく回数が多い人は、うなづくタイミングをミスしたから焦って、「良いタイミングでもう一度!」となってしまっていることもあるかと思います。


相手の口や喉を確認して、息継ぎをするタイミングでうなづくと相手が話している途中にうなづいてしまうということが起こらず、精度の高いうなづきを行えます。



今回挙げた内容は、テクニックなので、知識として置いておくものでありません。基礎反射に落とし込んで初めて効果を発揮すると思います。まずは意識して取り組み、効果を実感しながら体に染み込ませていくのが良いのでは、と思います。

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