占いの実体験を書きたいんだが、まずはここでいう「信頼」という言葉の意味を説明しよう♪

信頼とは「信じて依頼する事」なのかな、と。
依頼は頼る事や頼む事なので、ここは掘り下げなくても良いと思う。
実は認識が人それぞれなのは”信じる”という部分だと考える。
語源や由来は分からないがトーヤ的に「信じる」の意味はこちらになります。

僕は君を信じたから もう裏切られることはない

だってもし裏切られても それが解らないから

BUMP OF CHICKEN 飴玉の唄より

信じたなら裏切られる事はないし、裏切られたなら信じてなかった事になる。

さて、その「信じる」事を前提に信頼を考えてみるのだが、
・裏切られる事がない依頼
ということになろう。
と言う事は、頼る事や頼んだ事に対して仮に遂行できなかったとしてもそれを受け入れる、と言う事になる。
ちょっと堅苦しい言い方をすれば、未達成リスクを包括した依頼という事になる。


さぁ、ここまでが前置き♪
上記で話した「信頼」を占いで用いる事が出来たらより楽しめるよ、と💓

まず実体験なんだが…
天神にゴディスっていう占い屋台村がある。
スピリチュアルと全く無縁な私がそんなところに近づくはずもないのだが、
マッチングアプリで出会った女性が行くってもんだから付いて行った。
料金は高いか安いかよく分らんが20分3000円。
順番になると呼ばれて、その屋台村のひとつのブースに入っていく。
何占いだったかは忘れたがとりあえず生年月日を聞かれて事は覚えている。
占いを始めると同時に20分にセットされたタイマーがカウントダウンを始めた。
何やら御利益がありそうな(ご利益自体信じないが)古めかしい本をパラパラめくりながら、
コピー用紙に数字やら図形やらを書いて行く。
へぇ、おもろいなぁ…なんて思ったのも最初の5分くらい。
ムッチャ退屈で心の中では
「そんなんAIすら不要でアルゴリズムで出来るんちゃいますのん?」
と思いながら、心の鼻くそをほじってた。
タイマーが残り一桁になったくらいに診断が終わったっぽい。
何言われるかワクワクしながら待ってたところ
「あなたはこういうところには滅多に来ない人ですね」
と。
おぉ!
いいね!
当たってるわ!
んで、んで、何がどうなるんだ?
「何やら雲掛かった星が見えます」
そうなんよ、なんか最近心が落ち着かないのよね…
それは一体どうしたら解決するんだ?

「ただ、あなたは何を言ってもアドバイスは聞かないので
敢えて助言はしません!」


うぉぉぉ!!!
これ、職務放棄ちゃんかぁぁぁ!!!!
こんなん、俺でも出来るわぁぁぁ!!!!
占いってなんやねぇぇぇんんん!!!!
3000円返せぇぇぇ!!!!

でね、トーヤはこの占いに1年後再訪するんですよ。
3000円取られたにもかかわらず。

それはなぜか?
3000円払ったのに何も鑑定されてない事に怒り(と面白味)を感じてたんだけど、それって違うって事に気付いたのよ。
ちゃんと
「お前は人の言う事を聞かない」
って占って貰ってるのを気付いたの。
確かに、あの時に何言われても斜に構えて屁理屈で対抗してたと思うの。
って事はマジで当たってるって訳ですよ。
あぁ、この人って「信用できるんだ」って”勝手に”思った訳です。
信用してしまったので、もう裏切られる事はない訳で、2回目は”信頼して”占って貰った訳です💓
まぁ、言うても占い自体は「信頼」してないので何言われたかは覚えてませんが、占ってくれた人は「信頼」して行ったんですね。

そんなこんなで初めから信頼して占って貰う人も居るでしょうが、時間と共に信頼が気付けるケースもあるでしょう。

最後に余談ですが、ハイジに出てくるクララ。
アイツは手術は成功してる訳です。
でも、先生を信頼してない(若しくは先生の言う事)ばかりに歩けなかったんですね。
そこにハイジと出会い、ちょっとアタオカなハイジを信用して、自分を信じて歩けるようになった訳です。
自分を信じる事は結構な事ですが、先生との信頼関係がしっかり出来てたら
「クララが立った!」
という名シーンは生まれずに第一話からのしのし歩くクララが見れたんじゃないかなぁなんて思う次第です。




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