見出し画像

完全自動運転車のソフトウェアの開発と、要件定義に必要な環境について

トヨタが静岡県裾野市に「ウーブン・シティ(Woven City)」と呼ばれる実験都市をつくるという。コネクテッドの町をつくるということだ。

しかし、私にはむしろ「完全自動運転車」を制御するためのソフトウェアを開発するために必要な要件定義において、「要件」となる要素を収集するためにトヨタは自前の町をつくらざるを得なくなったのではないかと思える。
以前の投稿でも述べたように、想定外を想定する必要のある要件を作ることは極めて困難だから。

その点、「完全自動運転」の開発において、中国は優位な立場にいる。一般の町で実験をして、多少のしくじりをしても、国家が後始末の面倒をみてくれるだろうから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?