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『すずめの戸締り』と要石

今日はズル休み(有給休暇)を利用して、近所の映画館で久しぶりに映画を見てきました。映画のタイトルは、いま話題の『すずめの戸締り』です。オジサン一人で見に行くのは勇気がいりましたが、割と年配の方が多くて、ちょっと安心しました。平日の午前中でしたが、20名くらいのお客さんがいました。

ネタバレになるといけないので、あらすじは書きませんが、”災厄(地震)”を題材としたアニメーション(ロードムービー)でした。地震は、私が専門とする物理探査と少なからず関係がありますので、興味を持って見に行きました。

映画の中では、要石かなめいしが重要なキーワードになります。要石とは、地震を鎮めているとされる霊石です。要石の本当の”霊的”効果は定かではありませんが、茨城県鹿嶋市の鹿島神宮、千葉県香取市の香取神宮、三重県伊賀市の大村神社、宮城県加美町の鹿島神社に存在しています。日本は昔から、地震が多い国なので、わらにもすがる思いで要石が祭られたのかもしれません。また、タイトル画のように、浮世絵の題材などにも使われています。

ところで、映画館の年間会員になると割引で映画が見られるので、登録することにしました。窓口で「会費と鑑賞券併せて○○円です」と言われました。登録には生年月日が必要なので、専用端末から打ち込みましたが、その年齢を見て窓口の人が慌ててこう言いました。「申し訳ありません、通常の割引料金で計算していました。お客様はシニアですよね?」と年齢区分の表を指さしました。私が「そうですけど・・・」というと、「シニア料金では△△円になります」と言われて、さらに安い金額になりました。

シニア割引の年齢は、55歳以上だったり60歳以上だったりしますが、割引料金でサービスが受けられるならラッキーです。年齢を重ねると不都合なことが多々生じますが、シニア割引は大歓迎です。これから存分にシニアの恩恵に浴そうと思っています。

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