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四月馬鹿とエイプリルフール

私がエイプリルフールを知ったのは、小学生の頃でしたから、半世紀以上前のことになります。その頃はエイプリルフールの風習は、日本にはそれほど定着していなくて、エイプリルフール(April Fool's Day)を直訳した『四月馬鹿しがつばか』と呼ばれていました。いつもは「嘘をついてはいけません」とか「嘘つきは泥棒の始まり」などと言っていた両親が、「4月1日は”四月馬鹿”といって、嘘をついても良い日なんだよ」と教えてくれました。しかし、正直で真面目(?)な私は、子供なりに大きな違和感を覚えました。

エイプリルフールの起源については、いくつかあるようですが、決め手はないようです。つまり、いつ、どこでエイプリルフールの習慣が始まったかはわかっていないのだそうです。『エイプリルフールの起源に関する確かな証拠が、イギリスの王立図書館で発見されました』というのは、エイプリルフールのネタになりそうです。念のために書きますが、これは私が作った嘘ですので信じないで下さい。

エイプリルフールには暗黙の了解/不文律があって、嘘をついて良いのは午前中までなのだそうです。知ってました?。最近では、有名な企業がこぞってエイプリルフールのネタをSNSなどで発表しています。罪のないユーモラスな嘘なら、ニヤッと笑えるシャレで済みますが、深刻な嘘はいただけないですね。

嘘つきの代表選手は、ディズニーのアニメにもなった”ピノキオ/ピノッキオ”です。ところで、ピノキオは嘘をつくと鼻が伸びるという話ですが、現実にはその逆だったという研究が話題になっています。以下がその記事の引用です。

『スペインのグラナダ大学の研究によると、人間は嘘をつくと鼻の先端の温度が最大で1.2℃下がり、額は逆に最高で1.5℃上がるのだそうです。さらに、これらの部分での温度変化が高ければ高いほど、嘘をついている可能性が高いのだそうです。60人の学生で実験を行ったところ、嘘つきの80%が温度変化を検出したそうです。そして、鼻の温度が下がる時、同時に鼻が少し縮んでいたとされています。残念ながら人間の目ではその変化を見抜くことはできないそうですが、嘘をつくと鼻が伸びるピノキオとは逆のことが起きているようです。』

さて、この話は本当でしょうか、嘘でしょうか?。

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