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プログラミング魂に火が付いた。

10月中は、MT法の時系列データ処理のプログラム開発に没頭していました。最初は楽観的な思いで始めたのですが、いざやり始めるとなかなかうまく行きません。データ処理に使っている観測データも、伊都キャンパス内で取得したデータなので、かなりの電磁ノイズを含んでいて、決して品質が良いとはいえません。このような低品質な時系列データから、ある程度高品質なインピーダンスを求めるのが目的でした。

プログラム自体は計算だけのモノなので、見た目に拘ったGUIなどは一切含めていません。プログラミング言語には、Fortranを使いました。言語は基本的は何でも良いのですが、昔から慣れ親しんだプログラミング言語なので、Fortranを使いました。時系列データ処理には、大量の測定データを読み込む必要があるので、普段はあまり使わないファイル処理をプログラムに加えました。これ以外の部分は、いつも通りのプログラミング手法と一緒です。

ファイルがうまく読み込めたのを確認した後は、ひたすら様々なインピーダンス計算法を試しました。最初は単純にインピーダンスを求めて、平均値を出していたのですが、これでは全然うまく行きません。最終的には、最小二乗法を使ってインピーダンスの最適値を推定しました。この方法が功を奏したようで、最後にはマズマズの結果が得られました。

プログラミングを続けていると、段々と楽しくなってきました。一応、ある程度の結果が見えたので、プログラム開発は一段落ですが、一旦火のついたプログラミング魂はなかなか消えません。プログラミングのことを調べていた時に、偶然、Notionというデジタルツールを知りました。

Notionは、多くのワークフローを一元管理できるクラウドツールです。クラウドツールなので、インターネットに接続された様々なプラットフォームから、日本国内だけではなく、海外などどこからでもアクセスできます。主な機能としてメモやタスクリストの管理、チームWikiやロードマップの作成、リレーショナルデータベースの活用、ドキュメントの共有などが挙げられます。

Notionはプログラミング言語ではなく、機能満載のオールインワンのクラウドツールですが、その機能を上手に利用するためには、プログラミング的なカスタマイズ処理が必要になります。まだ構想段階ですが、Notionで物理探査データの解析システムを作りたいと考えています。まずはNotionの基本操作を勉強中ですが、その後はNotion APIを使って、データベース機能を備えたデータ解析ツールを作りたいと思っています。

いつになるかわかりませんが、最終目標のために少しづつ勉強していきたいと思います。良いモノが出来たら、公開するかも!?。

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