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ジロー風スパゲティを知ってますか?

"二郎系ラーメン"とは、東京・三田のラーメン店『ラーメン二郎』を元祖にして、そのスタイルや味を模倣(リスペクト?)したラーメンを指します。二郎系ラーメンは、『ラーメン二郎』に触発されて開発されたという意味で、”二郎インスパイア系ラーメン”と呼ばれることもあります。

二郎系ラーメンの特徴は、麺が極太の”わしわし麺”、丼には麺を覆い尽くすほどモヤシ等の野菜が山盛り、そしてニンニクや背脂などのトッピングを任意に選べる、といったものです。残念ながら、私は元祖のラーメンも、次郎系ラーメンも食べたことがありません。年齢的にも、ちょっと食指が動きません。

名前は次郎系ラーメンに似ていますが、全く似て非なる『ジロー風スパゲティ』というのが、旧箱崎キャンパスや旧六本松キャンパスで提供され、人気を集めていました。このスパゲティは、1980年代に九州大学生活協同組合(九大生協)が実施したアイデアメニューコンテストで誕生したメニューです。

『ジロー風スパゲティ』の特徴的な具材は、明太子ツナしそ昆布です。この具材をパスタの麺と一緒に炒め、バターと醤油で味付けし、最後に卵を絡めると完成です。現在では、キャンパスの移転などもあり、食堂では提供されていないようですが、知る人ぞ知る味として人気を保っています。私も、このスパゲティは何度か食べたことがありました。

九州大学の学食で30年以上親しまれた名物メニュー『ジロー風スパゲティ』は、現在、パスタソースとして復活しています。このパスタソースを販売しているのは、辛子明太子で有名な『ふくや』さんです。この記事を読んで食べて見たくなった人は、下記のリンクから購入できるみたいです。


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