バークレーの思い出#4 ゴールデンベア
UCバークレーがあるカリフォルニア州は、1848年の金鉱発見で1849年からのゴールドラッシュで湧いたので、州の愛称はGolden Stateです。そのせいもあって、UCバークレーのシンボルキャラクターは、金色のクマ(Golden Bear)です。スクールカラーも紺色と黄色(金色)で、統一されています。
UCバークレーは勉強だけでなく、スポーツも有名で、アメリカンフットボールも強いのですが、そのチーム名はゴールデン・ベアーズ(Golden Bears)です。大学のショップでは、写真のようなTシャツやトレーナーが売られていました。
公立の名門校UCバークレーと、私立の名門スタンフォード大とは、年に一回のアメフト交流戦があります。この交流戦は両大学ともヒートアップして盛り上がるそうです。私は行ったことが無いのですが、行ったことがある人から次のようなエピソードを聞きました。
UCバークレーのスクールカラーは紺色なので、UCバークレー側のスタンドは青一色です。それに対して、スタンフォード大のスクールカラーは赤なので、やはりスタンドは赤一色です。地元の人は、当たり前のようにこのような伝統を知っていますが、留学生や他の地域から来た人はその伝統を知りません。ある時に、この事情を知らない学生が赤いTシャツを着てUCバークレーの応援に来てしまいました。周囲の応援団は、それが気に入りません。応援に熱が入った時に、その事件が起きました。「何でお前は赤い服を着てるんだ。バークレーの学生なら紺に決まってるだろ!」。それを聞いた学生が言いました。「わかった。それなら脱ぐ!」と言って、その場で着ていた赤シャツを脱ぎ捨てたそうです。その行為で、周囲は大盛り上がりだったそうです。
UCバークレーには、可愛いいクマのマスコットキャラクターがいます。その名前は、オスキー(Oski)です。オスキーには3次元の着ぐるみのキャラクターもいますが、あまり可愛くありません。缶バッジやTシャツについているのは、下のような2次元のオスキーです。私はチョッとひねくれた感じの、このオスキーがお好きです。
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