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九州大学工学部・地球資源システム工学科へのお誘い

私が務めている職場は、九州大学大学院工学研究院・地球資源システム工学部門というところです。当部門の教員は、主に工学部の地球資源システム工学科という学部と、大学院に当たる工学府の地球資源システム工学専攻などの教育と研究を担当しています。

当学科では、”世界で地球規模の問題”に取り組んでいます。WEBサイトのキャッチフレーズにある『Think Globally! Act Globally!』(地球規模で考え、地球規模で行動しよう)は、私が20年以上前に考案しました。といっても元ネタがあって、当時は『環境』がキーワードで、”Think Globally! Act Locally!”(地球規模で考え、身近な所で行動しよう)というキャッチフレーズがありました。正直に言えば、このキャッチフレーズをパクったわけです。

以下は、地球資源システム工学科のWEBサイトの抜粋です。
「地球資源システム工学科は、私たちの豊かな生活を支えている地球の資源・エネルギーに関する様々な課題に取り組んでいます。石油・天然ガス・鉱物・地熱など、私たちの暮らしに不可欠なエネルギー資源や、素材の原料となる地下資源の探査・開発・採掘・分離回収のほか、防災、リサイクルなどの研究を実施しています。またCO2の削減に向けたCO2地中貯留の研究、メタンハイドレートや海底熱水鉱床(レアメタル)といった新しい資源エネルギーの獲得に向けた研究、さらには地球を飛び出して、月や火星といった宇宙空間での資源探査・開発に向けた研究も実施しています。」

下記のリンクを辿れば、もっと詳しいことがわかりますので、興味がある方は覗いてみて下さい。地球資源システム工学部門は、地球工学講座、資源システム工学講座、エネルギー資源工学講座の3つの大講座で構成されています。私はこのなかの地球工学講座に所属しています。

この記事を読んでいる人に高校生はほとんどいないと思いますが、もし”地球規模で活躍したい”受験生がいれば、九州大学工学部・地球資源システム工学科はお勧めです。私の研究室の後輩たちも、地球規模で活躍しています。この分野(鉱物・鉱業)に限って言えば、世界ランクは30位以内ですし、何しろ東大や京大より入りやすいのですから・・・。


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