春爛漫　『置かれた場所で咲きなさい』

2023年4月5日の今日は、九州大学の入学式でした。｢憧れの九州大学に入学できた～｣と大喜びの人がほとんどでしょうが、中には｢本当は入学したくないんだけど･･･｣と思う人もいるでしょう。合格したのが第一希望の学部・学科なら、夢膨らませて意気揚々と入学式に臨んだことでしょう。しかし、九大が第一希望で無かった人には、苦々にがにがしい入学式だったかもしれません。

人間の欲望には限りがありませんが、能力には限りがあります。ハーバード大学や東京大学に行きたいと思っても、誰でもが入学できるわけではありません。なかには大学に入った後も、第一希望の大学を諦めきれずに、再受験を目指す”仮面浪人”という人たちがいます。

これまでに仮面浪人の学生二人と話したことがありましたが、二人とも京都大学が第一希望でした。仮面浪人ではなく多浪の学生とも話したことがありますが、やはり第一希望は京都大学でした。”きゅうだい(九大)”と”きょうだい(京大)”は一文字違いですが、人気には大きな差があるようです(笑)。個人的には”入りやすい”九大の方が良いように思えるのですが･･･。

少し前に話題になった本に『置かれた場所で咲きなさい』という本がありました。以下は本のPR文章の引用です。

『置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。心迷うすべての人へ向けた、国民的ベストセラー。』

置かれた場所で咲きなさい (幻冬舎文庫)

この本の趣旨は、｢与えられた場所で一生懸命頑張りなさい。そうすれば･･･｣と言うことらしいです。実は読んでないんですけど･･･。