見出し画像

カタカナ言葉が多過ぎない?

 正確には覚えていませんが、「ダンサブルメロディーと、キャッチ―リリックで全米で大ブレークした○○○。そのエモーショナルサウンドオーディエンスを魅了し、コンサートチケットは軒並みソールドアウト・・・」みたいな広告が、ラジオから聞こえてきました。

 意味は大体わかりますが、ちょっとカタカナ言葉が多すぎませんか?。海外のロックバンド(最近はアーティストと呼ぶらしい)を紹介するアナウンスなので、仕方ない部分はありますが、それにしても多いですねぇ。私の頭が古くてポンコツなのは十分承知していますが、あまりにカタカナが多いと、一瞬???となってしまいます。

 私は仕事がら、学会とかでエライ人達に沢山会いますが、すぐに”ストラテジー”やら”スキーム”やらを連発する人には好感が持てません。こんなことを書くと、友達が少なくなりますが、もともと友達がほとんどいないので平気です。ストラテジーは戦略ですし、スキームは計画/案ですから、日本語で端的に説明できます。

 どうもカタカナ英語は、自分の方が賢いことを示すマウント(優位性)のために、使われているフシがあります。しかし、本当に賢い人はそんな言葉は使いませんし、意味がよく分からないカタカナ英語を使って、相手を煙に巻くようなことはしません。本当に賢い人は、平易な表現で難しい概念を説明してくれます。私はカタカナ英語を乱用する人には、近づかないようにしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?