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こんな偶然ある? 追ウナギ

昨日の記事では、ネタが無かったので、久々に食べたウナギの話を書きました↓↓。しかし、何ということでしょう。今朝、宅配便でウナギのかば焼きが届きました。まさにおいウナギです。しかも”天然ウナギ”でした。ウナギの販売元は福井県にある海産物を取り扱っている店でしたが、ウナギは”宮崎産”と化粧箱にハッキリと書かれていました。偶然ですが、昨日の記事では宮崎県の西都市にある”天然ウナギの鰻屋さん”の話も書きました。

朝、家のインターフォンが鳴ったので「どちらですか?」と確認すると、「宅配便です」という返事です。妻が玄関でブツを受け取って、私が開封しましたが、中身は高級そうな天然ウナギのかば焼きでした。さすがにウナギは昨晩食べたばかりなので、今日は食べませんが、来週末が丁度”土用どよううしの日”なので楽しみです。

我が家では、最近気に入っているウナギの食べ方があります。それは”ウナギの炊き込みご飯”です。作り方は至ってシンプルで、別売のウナギのタレを混ぜたお米に、市販のウナギのかば焼き(一尾)を刻んで入れ、炊き込むだけです。炊き上がったら、蒸らした後にウナギが満遍なく行き渡るように良く混ぜ合わせて出来上がりです。

これがなかなか絶品で、ウナギ一匹でも3-4人で楽しめます。また、炊き込むことで疑似的な”ウナギのセイロ蒸し”状態になるので、ウナギもふっくらします。少し前よりウナギは安くなっていますが、それでも結構な値段がします。手抜き&コスパの高い”偽セイロ蒸し”は、本当にお勧めです。

今年・2023年の土用の丑の日は、7月30日の日曜日です。 土用は「季節の節目の期間」という意味で、丑は干支の二番目である”ウシ”を表します。 土用の丑の日にうなぎを食べるのは一般的ですが、この風習は江戸時代頃から広まったようです。これには諸説ありますが、江戸時代に平賀源内の提案で、当時夏に売上げが少なかったうなぎ屋さんに、タイトル画のように『本日 土用丑の日』という看板を出させたところ大繁盛になったのがキッカケだそうです。 その後、他所のうなぎ屋も真似するようになったことで、世間一般に習慣が定着したということです。

”土用の丑の日の鰻”に関する平賀源内説の明確なエビデンスはありませんが、”土用の丑の日の鰻”が登場する文献の全てが、平賀源内の没年(1780年)後に出版されたものなので、源内との関わりを全く否定できてはいません。幕末の 蘭学者らんがくしゃ平賀源内ひらがげんないは、科学者の先駆けのような先生です。源内先生は、静電気を発生させるエレキテルなどを修復しています。これは、日本人の手による最初の電気機械になります。勝手な思い込みですが、電気探査・電磁探査を研究している私にとっては、源内先生は他人とは思えません。

江戸時代の中頃までは、一日二食が一般的でした。しかし、江戸後期になると、度重なる大家などで大工や左官などの建築関係の労働者が増え、その人達の空腹を満たすために、お昼時に寿司・天ぷらなどの屋台が繁盛しました。これが一日三食への習慣につながりました。日本を代表する料理であるスシ&テンプラは、この頃から始まっています。



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