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私のバイブル#1 数値計算ハンドブック

 超私的な話題ですが、私が研究で使って重宝している本(私的バイブル)を紹介します。第1弾は『新版 数値計算ハンドブック』です。”新版”と銘打っているので”旧版”もあるのでしょうが、それは持っていません。

 総ページ数が1153ページのこの本の名前は、本気なのか冗談なのか”ハンドブック”ですが、とても手に持って移動できる重さではありません。きちんと計っていませんが、1キロ以上はあると思います。私が持っている本の中でも、最重量の部類に入ります。この本が出版されたのは、消費税導入後の1990年ですから、定価は25,750円(3%の消費税込み)でした。値段も重さも破格です。

 もちろん内容は価格に見合うように素晴しく、その当時までに発表されていた数値計算のアルゴリズムがほぼ網羅されています。ハンドブックというより、アルゴリズム辞典のような作りになっています。ただし、出版されて時間が経っていますので、最新のアルゴリズムは載っていません。私は、オリジナルのプログラムを作る際には、掲載されているフローチャートプログラムに随分お世話になりました。今でも、簡単なプログラムを書く際には、まずはこの本に載っているアルゴリズムを捜します。

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 この本は、数値計算が仕事のガチの人にお勧めですが、amazonで調べたら、残念ながら取り扱われていませんでした。


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