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桜咲く in USA

私の自宅付近の道路沿いの桜の木々が、満開に近くなりました。年を取ると昔の話ばかりになるので、ご容赦頂いたいのですが、私が中高生の頃は、4月上旬の入学式の頃が桜の満開時期でした。今でも何となく覚えていますが、入学式のセレモニーが終わった後、小学生の時の同級生とそのお母さんたちを桜の木の下で写真を撮った記憶があります。

中学校の入学式が始まる前、体育館近くにいた背の高い先輩たちを見て、「やっぱり中学生は違うな」と思ったのですが、入学式の後に同級生だということがわかりました。つい最近まで小学生だったとは思えない身長や顔つきから、てっきり先輩だと思ったのですが・・・。

今朝五時台に目が覚めたのでテレビをつけたら、ワールドニュースでアメリカの桜並木の映像がライブ配信されていました。今から110年以上前の1912年、日本からアメリカの首都・ワシントンD.C.に桜の苗木が贈られました。この苗木が立派に育って、現在の桜並木になりました。現地は生憎の雨模様でしたが、ポトマック河畔には、この時の桜が綺麗に咲いていました。

この桜は、1912年に日米の平和と親善の象徴として日本から贈られたもので、この時に3,020本の桜の苗木が贈られたそうです。このとき贈られた桜は、兵庫県のヤマザクラを台木にして、東京の荒川堤の桜から採った枝を接木つぎきしたものらしいです。

毎日のように紛争のニュースを見ないことが無い日常が続きますが、今朝のニュースは一服の清涼剤のようで、ホッコリした気分になりました。

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