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バークレーの思い出#6 UCBのキャンパス

 カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley)のキャンパスは開放的で、徒歩なら誰でも出入りすることができます。ただし、車での出入りはかなり制限されていて、学内の駐車スペースに車を止められるのは、限られた有名教授だけでした。私がお世話になったモリソン教授も、物理探査の分野ではかなりの有名人で、寄付講座の教授も兼任していましたが、それでも学内の駐車スペースはもらえていませんでした。

 UCバークレー校の大学キャンパスで一番の名所は、セイザータワーと呼ばれる大きな塔です。61個の大小様々な鐘のある、この時計台の高さは、約94 mで、世界で3番目に高い時計台だそうです。セイザー(Sather )というのは鐘を寄付した人の名前で、塔自体は今から100年以上前の1915年に完成しました。現在の料金は分かりませんが、数ドルの入場料を払えば、塔の上まで行くことができます。

 キャンパス内にある建物には、その建物を寄付した人の名前や、大学に特に貢献した人の名前が付けられていました。また、キャンパス内には隠れた名所が色々あります。建物の名称は忘れましたが、古生物学の建物では、トリケラトプスの化石(本物?)が飾られていました。また、場所は忘れましたが、どこかの出入口の門か壁にバクテリオファージのオブジェが飾られていたように記憶しています(今はもう無いかもしれません)。バクテリオファージ↓↓↓は、細菌や古細菌に感染して複製するウイルスで、名前の由来は「細菌(bacteria)を食べるもの(ギリシア語:phagos)」です。

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