見出し画像

バークレーの思い出#17 ピッグテールとキャンタロープ

 バークレーに住んでいた一年間、語学の才能がないのか、英語はちっとも上達しませんでした(笑)が、現地で覚えた(心に残った)英単語を2つ紹介します。タイトルにある”ピッグテール”と”キャンタロープ”が即座にわかれば、英語上級者だと思います(個人の意見です)。

 ピッグテール(豚の尻尾; pig tale)は、ポニーテールを知っていれば想像がつくかもしれませんが、一般的には女性の髪形です。ポニーテールが”後ろで束ねたストレートヘア”であるのに対して、ピッグテールは”束ねた巻き毛”です。ポニーテールのように一束の場合や、ツインテールのような二束の場合にも使われていたと思います。当時、1-2歳だった娘の髪をこのような髪型にしていたので、「可愛いピッグテールだ!」と、商売上手なレジの店員さんによく話しかけられました。

 アメリカ人は個人主義のようなイメージで語られますが、実は子供や老人にとてもやさしく接してくれます。子供を連れて散歩していた時には、よく声をかけられました。

 もう一つの”キャンタロープ”(cantaloupe)は、メロンの種類です。日本ではマスクメロンや夕張メロンは高級ですが、アメリカのスーパーでは驚くほどの安値で売られていました。キャンタロープは、夕張メロンのような赤肉メロンの総称です。残念ながら、夕張メロンほど甘くはないのですが、普段のデザートに食べるには全然問題ありません。記憶が曖昧ですが、値段は一玉が1ドル以下だったと思います。我家では娘が、このキャンタロープが大好きで、散歩に出かける時には”チビおにぎりとキャンタロープ”や”チビおにぎりとブラックチェリー”の組み合わせが定番でした。

 まだ日本語もうまく喋れなかった娘ですが、キャンタロープのことは「キャンプン」と発音していました。娘が初めて覚えた英単語でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?