数学の小ネタ#24 マイクロソフトの三角形
入社試験の一風変わった数学問題として話題になったのが、『マイクロソフトの三角形』と呼ばれる面積を求める問題です。一見すると、三角形の面積の公式を知っていれば小学生でも解けそうです。答えは、10×6÷2=30 となりそうですが、冷静に考えるとそうはなりません。というのも、2次元平面ではこのような三角形が存在しないからです。答えは「解なし/計算できない」が正解なのだそうです。
この三角形が有り得ない理由は、円周角と半径から簡単に説明できます。角Bが直角ですから、角BはACを直径