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わがままに生きないことの罪②

 前回の続きです。価値観に沿わない生き方がなぜいけないのか?


最後にボロが出る

 僕が感じるのは、みんなめちゃくちゃ周りの目を気にしたり、常識みたいなものに囚われていると感じています。だから、初対面の人は、「なかなか印象のいい人」みたいなことになります。
 例えば、教育機関で働こうとしている人が、良い印象を持ってもらうために「私は、子どものために時間を使っている時が、一番幸せなんです」みたいなことを言う。これが、本音であれば問題ありません。しかし、これが自分の心の底から思っていることでないと、徐々に自分がすり減っていく。
 でも、雇った側は、「私は、子どものために時間を使っている時が、一番幸せなんです」とか言っているし、なんなら「土曜日とかも、ボランティアで手伝ってもらおう」とかになるかもしれません。
 最終的には、「あれ、私なんか違う・・・」みたいなことになって、「自分らしさって何だろう」とか「私何やっているんだろう」みたいなことになるんです。


すべてに当てはまる

 こういったことはすべてに当てはまると思うのです。
 人生を左右するような結婚、就職。こういうものにおいても、お互いが最初に自分の価値観をさらけ出さないことによって、エラーが起きています。
 結婚も就職も相手に良く思ってもらおうとして、最初は接していきます。
 
就職であれば、会社側が「うちはパーパス経営で・・・」、「社員を第一に・・・」みたいなことを言います。しかし、中身はブラック企業でした。

 結婚であれば、男性側が「家族を一番に考えたい・・・」、「子どもが大好きなんだよね・・・」みたいなことを言います。しかし、中身はDV男でした。

 きっと、こういったことは、程度が違ったり、内容が違ったりしていても、同じようなことが起きているのではないでしょうか?


さらけ出せ

 結論はこれ。
 僕は結婚していますが、初めて嫁の実家に挨拶行くときに、正装ではなく、普通の服で行きました。というのは、僕は、世間的にはちゃんとした男ではありませんし、見た目とかどうでもいいと思っている人間です。(戦略として、見た目が大事なのは認めます)
 あと、子どもは大切だと思いますが、自分を犠牲にしてまで、どうこうしようとは思っていませんので、それは日々嫁に言っています。(自分を犠牲にするとあとで家族システムが崩壊する可能性が高まる)

 だから、僕の第一印象は世の中の多くの人にとっては「最悪」なのかもしれません。でも、それでいいのです。
 僕の下心に「いいね」をしてくれる人が、世の中の1%いればいいのだから。

 僕の提案としては
①自分の価値観とは何か?自分を深掘りしてください
②価値観は複数あるので、優先順位を決めてください
③それを普段から、さらけ出す練習をしてください


 みなさんの人生がよりよいものになることを願っております。

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