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ディズニーシーの閉園後、キャストに見つからないように隠れてみたら。。


人から聞いた話でごめんやけど、
この話はみんなにシェアしとかな気が済まんと思って。

俺の友達にshunって友達がおって、
shunが高校生の時の出来事。
せやからもう10年以上前の話な。

shunと高校の友達何人かでディズニーシーに行ったらしいんよ。
ほんでな、
みんなでディズニーシーの閉園後、

どっかに隠れてみようぜ。

ってなったらしく、
閉園22時前からみんなでそれぞれ思う場所に隠れたらしいんよ。

したら、
22時に閉園したディズニーシーのキャスト?警備員?の人が
もうそれはすごい数で端から懐中電灯照らしながら隅々までだれか残ってないか探すねんて。

多分これは、日課で、
迷子の子供がどこかにいないかとか、何か落とし物は無いかとか
隅々まで見回るんやろな。

shun自身はここやったら絶対見つからへん。
って場所に隠れててんて。

でも、そのすんごい見回りの人たちに結局見つかって、
「もう閉園時間ですので〜」って
そのキャストの人と出口まで行ったらしいねん。

ほな、出口には
隠れてた友達、全員見つかっちゃったらしく、
ぞろぞろ集まったらしいねん。

ほんで、
その出口にはな、

ずらーーーーーーっとキャストの人たちが並んでて、
そのキャストの真ん中にはあきらかにお偉いさんの人が立ってて、

(これは怒られるな。。。)

ってみんな思ったらしいねん。
そら思うわな。

その時多分22時40分くらいやったって言うてた。
したらな、

お偉いさんが、

「貴方方が最後のゲストとなります。

つまり、只今当園は貴方方の貸切でございます。

おめでとうございます!」

って言うて、
キャストのみんなで拍手して、
shunたちを見送ってくれてんて。

shunたちはそれを聞いてほんまに悪いことをした、もう2度としない。

って思った以上に

震えて嬉しくて舞い上がって
泣きながら帰ったらしい。

ほんまにすごい。

shunはこの出来事が社会に出てからも生きてて、
店長やって、いまは営業のお偉いさんにまでなってる。
この出来事がことあるごとに出てくるらしい。

ディズニーは働いてるキャストだけじゃなくて
来場してくれる人をも育ててまう。

すごいよな。

もうひとつ。


俺の妹の話

俺、一つ下の妹がおってな。
保育士なんやけど、
色々ありすぎてしんどすぎて鬱みたいになってもた事があるんよ。

これももう10年以上前の話。

ある日、おかんから
「ひでき、あの子が仕事終わって帰ってきて部屋から出てこーへんねん。
電話したってくれへんか?」

って半泣きで電話かかってきた事があって、
すぐに妹に電話したら、出てくれて、

「何やってんねん。仕事やめて片道切符かって東京でておいで。」

言うて妹よんで、
ほんで、東京に呼ばれた俺の妹は、
ちょっとましてディズニーシーで働きだしたんよな。

ほんで、そっから俺は海外行っちゃってほったらかしやってんけど、
帰国して妹に会ってびっくり。
めちゃ元気になってて、

「にーちゃんちゃんとしーよー!」

って注意してくれるようにまでなっててん。
ほんで、

「私はもう大丈夫やからやっぱ姫路帰るわ〜」

言うて、
姫路帰って保育士再開してん。

ディズニーで何があったんか、何をしてくれたんか知らんけど、
ほんまに感謝してます。

なんなんやろな。
すごいパワーよな。

ディズニーの本、何冊か読みあさったけど、
それじゃあかんな。

久々ディズニー行ってみるか。

fin.

髪切ります