vol.37 ○○を決定してください

前回から引き続き。

「○○を決定してください」

フラット組織における役職者がメンバーから「○○を決定してください」といった話を受けた時にどう考えるのか(考えるべきなのか)について自分なりの考えを述べたいと思います。

もちろん役職者(役割)として決定しますが、決定するための必要情報(背景、分析内容、案とそのメリット/デメリット)が渡されないと判断ができません
役職者が事前にそれらを備えている状態か、神通力が無いと通常は決めることはできません。(ただ全てを把握しているふりをして博打を打つことはできますw)

前回とのまとめ

前回と今回の話しをまとめます。

「○○の指示をしてください」
 → がんばって案を考えましょう。わからなければ誰かに相談しましょう
「○○を決定してください」
 → 判断するための必要情報(背景、分析内容、案とそのメリット/デメリット)を渡しましょう

こんな感じです。

役職者が注意すべきこと

ここで役職者は注意すべきことが1点あるかなと思います。
それは基本的に指示はださない、自律的にみんなにやってもらいたいと、事前にコミュニケーションをしておく必要があります。そうでないと、メンバーとしても困ってしまいます。

いつも疑問に思うこと

そして「○○の指示をしてください」「○○を決定してください」といった会話が聞こえてくると、僕はふとこんな風に疑問に思ってしまうのです。

「マイクロマネジメントは嫌だ、色々指示されたくない、上下関係なく自由にやりたい、フラット組織がいい、という話をしつつも、自らマイクロマネジメントを望んでいるんじゃないか

と。

つづく
次回「役職者(マネージャー)のくせに○○できない(怒)

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