2021.12.18 日経3面より

緩和維持 日銀にジレンマ

結論

・物価が上がらないと徐々に日本経済は厳しくなりそう。

・値上げと賃上げを同じ成長率で進めないと輸入物が高止まりしちゃう。

記事まとめ

・日銀が金融緩和のジレンマに陥る

・欧米が利上げ

・日本は大規模緩和

・世界との金融政策の違いは円安を招き、エネルギー価格とあわせて輸入価格が高騰する「悪いインフレ」をもたらす。

円安に進んでいますねー。

黒田総裁は「円安は日本にとってプラスだ!」と言ってます。輸出が有利に働くので。

一方でBNPパリバ証券(欧州のメガバンクにBNPパリバ銀行があります。外資系ですね)は「生産拠点が海外に移って輸出は増えないっすよ。日本旅行の外国人も減ります。国内の非製造業、中小企業がきつくなります。」

そうだよねー、この手の話は両面からみないとね。

この悪い円安から脱却するには、金融緩和をやめないと行けませんね。緩和が長いので皆、慣れてしまったのでしょう。

安い方へ安い方へ進む消費者。それを維持しようと頑張る企業。維持しようと頑張る企業を支える金融緩和。ふたを開けると海外から出遅れている。価格が安い国になっております。

まぁ、それでも生きていけるなら別ですが、日本はエネルギーとか食糧とか自分たちの領土で自給自足が出来ないので、輸入に頼らざるを得ないです。だけど円安が進むと輸入物が高くなる。

上手くいかないですね。

日本の価値を上げていくためには何が必要か考えていきものです。考えるだけじゃなくて行動も必要ですね。

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