ローラ・ポイトラス『シチズン・フォー スノーデンの暴露』を観ての少しの感想

Amazon Prime Video でローラ・ポイトラス『シチズン・フォー スノーデンの暴露』を観る。

スノーデンは米国政府が国民を監視しているという情報を暴露する。米国政府はスノーデンを起訴する。

本作は、ドキュメンタリー映画である。香港、ロンドン、リオデジャネイロ、ベルリン、ベルギー、ドイツなどに撮影班は移動する。移動費などを考えると、相当な資金が投入されたドキュメンタリー映画といえる。

撮影はデジタル機器なのだろうか、画面を見ていると、解像度が良いことがわかる。

高層ビルを真上から撮影する移動空撮画面がある。こういうのはそれこそ、ドローンを使用したのだろうか。

様々な点で発見がある作品である。

ローラの旧知のガーディアン紙のジャーナリストであるグレンは、リオデジャネイロで米国の国民監視について議会公聴会で演説する。グレンはポルトガル語もできる。ジャーナリストはいくつかの言語を使用できなければいけないということを本作で知る。本作から離れるが、マルクスもいくつかの言語を使用できるジャーナリストでもあったのだ、ということを思い出す。

山形国際ドキュメンタリー映画祭のサイトの検索窓へ「ローラ・ポイトラス」と入れてみた。

検索結果は、Your search did not match any documents. である。

山形国際ドキュメンタリー映画祭は、ローラ・ポイトラスを招待していないようだ。何か、寂しい気がしてきた。

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