マガジンのカバー画像

哲学

152
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

中曽根康弘、進駐軍が撤退してから自信作の憲法改正の歌を発表するヘタレさに笑えます。

中曽根康弘、サンフランシスコ講和条約が成立し、進駐軍が撤退してから、出した自信作。
憲法改正の歌。

ポイントは進駐軍が撤退してから発表したことです。ウケるー。笑えません?

『憲法改正の歌』 歌詞 中曾根康弘
1 嗚呼戦に打ち破れ
  敵の軍隊進駐す
  平和民主の名の下に
  占領憲法強制し
  祖国の解体を計りたり
  時は終戦六ヶ月

2 占領軍は命令す
  もしこの憲法用いずば
 

もっとみる

ヘイトスピーチは上から作られる

元徴用工から三菱重工への民事損害賠償に過ぎないのに、日韓請求権協定を持ち出し、元徴用工からの訴えをまるで文在寅が画策したかのような安倍晋三の憎悪に基づく外交と言えない韓国政府へのチンピラ紛いの言いがかりが、日本国内の世論を韓国への敵意を増幅し、世論がヘイトスピーチを口にする。
たしかに、この元徴用工問題の前から、ヘイトスピーチは頻りに頻繁に、在特会という奇矯な、社会常識がない連中が散々していたが、

もっとみる

大嘗祭は国事行為ではないのに、なぜ、国費が支出されるのか、おかしな話だ

大嘗祭が国費で行われることは、日本国憲法に違反している。
大嘗祭は大日本帝国憲法の「第1条大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」に従っている。
実際は、天皇が日本政治を現在、実務的には統治していないが、権威が保守勢力の「助言と承認」で統治手段として使われている。日本国民の内面には天皇が権威として支配され、統治されている。河村たかしは、愛知トリエンナーレの表現の不自由展で天皇をモチーフとした作品に対

もっとみる

突き放して物事を見る癖を身につけよう

住民が住みやすい国や社会を作ることを求める権利は民主社会では当然です。日本を愛しようが、嫌いだろうが、情緒で語る問題ではない。現実とは、そのまま現実であり、人の主観的な情緒を許さない「物質」である。私たちは、突き放して物事を見る習慣を身につけなければいけない。
対象へ固着するから、精神がおかしくなるのだ。
万事塞翁が馬、という言葉を知り、もっと解放的な思考をした方がよい。
又は、ビートルズの名曲タ

もっとみる

万事塞翁が馬、という強力なキーワード

精神面の救済と事務的な、散文的な現実での解決は、次元が違う。
人は、現実から受けた精神面での傷の救済を求めているのに、得てして、現実的な散文的な解決を望み、自分が期待した「現実」とは正反対の「現実」に直面したとき、ゲシュタルト崩壊を来たすこともある。
だから、私たちは、弁証法を知り、万事塞翁が馬、とか、そんなことわざで、弁証法を飲み込み、現実に向き合わなければいけない。
弁証法は、心理崩壊を防ぐ最

もっとみる

教皇・フランシスコが長崎で核兵器廃止演説をしたことは革命である

ローマ教皇・フランシスコが原爆投下された長崎へ出向いた。
この革命性は、オバマが原爆投下された広島で演説した以上の革命である。
そして、安倍政権と愚かな右派官僚どもは、オバマ演説を拒否し続け、(このことからもわかるように日本は対米従属ではなく、都合よく、安倍政権や日本政府に都合の良いアメリカからの指示に従っているだけで、オバマ演説などは安倍政権には打撃だから、拒否し続けたのだ。つまり、対米従属とい

もっとみる

天皇への人権制約などヒロヒトが起こした戦争犯罪に対する制裁としてはまだ人権を配慮しているようなものだ

天皇もまた人間だから、人権はある、これは普遍的な人類共通の法的原理である。しかし、天皇は、その歴史的経緯から人権が制約されている。その制約を作った原因は戦争責任者ヒロヒトにある。自業自得だ。
天皇に対する人権制約は、自己責任やね。
ヒロヒトが起こした戦争が、天皇への人権制約の原因だから、なぜ、天皇に人権がないから回復させようという同情の涙が出てくるのか、私にはさっぱりわからないのである。
天皇の人

もっとみる

人権が制約されていることを主観的に人権がない、といってはいけない

天皇は人権が制約されているのであって、人権がないわけではない。主観的に人権がないと言ってはいけない。客観的に人権が制約されている、と正しく述べなければいけない。日本語力がこんなところでわかる。
天皇もまた人間だから、人権はある。人間だから人権はある、という基本原理を外したらとんでもないことになる。人権が制約されることは、一般国民も当然、存在する。公共の福祉との兼ね合いで、人権は制約されることがある

もっとみる