見出し画像

仕事のスピードをあげる方法

昨日、手紙の話の続きです。無事に届いた手紙には、希望の間取りが書かれてありましたが、前回打ち合わせの時に僕が読み取った(お客様が話されたことや、その行間から読み取った)内容とほぼ同じだったので、手紙を待つ間の時間を失ったことに苛立ちを覚えましたが、これでいけるという安心感でプランのスピードが倍速になった上田です。

今日は仕事のスピードをあげる方法について書きたいと思います。

昨日も打ち合わせ中に「上田さんてなんでもやるし、マルチタスクですよね!?」「僕らは一つのことしか出来ないです」って言われました。そうでもないですよというお話です。

ここで、今やっているプロジェクトをお話すると、住宅の設計が数件(実施図はスタッフが書いてくれます。)これがウェイト的には大きいです。住まいの道具研究所の運営、商品開発、ホームページのディレクションなどブランディングのお仕事、など様々なデザインに関わるプロジェクトが動いていてるといった状況です。もうすでに何屋か分かりませんが、それに加えて毎朝noteの配信もしています。

確かに、こう見るとマルチタスクなのかもしれませんが、僕の中では基本的にはその瞬間は1つのことしかしていなくて、頭の中でスイッチがどんどん切り替わる感覚で進めています。

あとは、仕事をグルーピングして時間を割り当てるので、日によって脳みそを入れ替えるイメージでスケジューリングしています。

僕がやっているグルーピングはこの3つです。

1.デザインをする
2.作業をする
3.打ち合わせ、会議

これを、それぞれ束にしてスケジューリングするように心掛けています。

基本的には日によって分けますが、忙しい時は午前、午後で分けたりもします。1週間の例をあげると、こんな感じです。

月:デザイン
火:午前 打ち合わせ / 午後 作業
水:打ち合わせ
木:デザイン
金:作業
土:打ち合わせ
日:打ち合わせ

僕の中で1.2.3はそれぞれ違う脳を使うので、1日の中で混在してしまうとそれぞれに弊害がおよび、ベストなクリエーションが出来なくなってしまいます。逆に言うと、きちんと分けることで、それぞれの集中力が上がり、最短で良いものをアウトプットすることが出来ます。

このやり方は、色々な仕事をしている中で最短で結果をだす為に僕なりに考えて身についた方法なので、誰でも当てはまるとは言えないですが、闇雲にスケジュールを埋めたり、全てを先方の予定で組んでしまうやり方と比べるとはるかに生産性が高いと思います。

その効果もあって、昔はお客様と最初の打ち合わせ(ヒアリング)をして、初回プレゼンまで1ヶ月かかっていたものが、今では1週間(余裕みて10日)でプレゼンができるようになりました。色々なプロジェクトが平行して動いている状態なので、実質的時間でいうとプラン1日、プレゼン資料作成に1日の合計2日でこなしています。もちろんプランに取り掛かるまでに、想像を膨らませ頭の中ではある程度デザインが出来ている状態(お客様の要望と、設計要因、色々インプットしたデザインを練り上げている状態)でプランの日にのぞみます。

プランをする時は、それまで頭の中に溜め込んだものを一気に吐き出す感じで、紙に鉛筆で書き上げていきます。そして、プレゼン資料作成の日には微調整などを行い、資料として一気に仕上げる。そんな感じです。

このやり方で仕事をやる事で、時間を最大限に有効活用することが出来るようになり、仕事のスピードがあがりました。

整理しますね。
まず仕事の内容をグルーピングする。
グルーピングしたもの束にしてスケジューリングする。
が上田式仕事のスピードを上げる方法でした。参考にしてみてください!

今日は、午前中打ち合わせ、午後は作業の日にしようと思います。

ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?