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住宅の作り方を周りから考える

昨日は松山市朝生田のCOSHAさんで新ブランドの打ち合わせをしました。
かなりデザイン感度の高いところでお話が出来たので、これからの展開が楽しみな上田です。

新ブランドのコンセプト、価格、販売戦略などまとまりつつあり、今月中にはリリース出来そうです。

今日は、昨日の打ち合わせで話題になった、住宅の作り方を周りから考えることについて書こうと思います。

僕たちが住宅の周りのことで、重要だと考えていることは、

・家具、インテリア
・庭、エクステリア

の2種類です。

この2種類は住宅を良くすることだったり、生活を豊にするものなのに、いざ住宅の建設となると、軽視されがちです。

家にお金をかけて、庭やエクステリアは後回しだったり、家具やインテリアも予算をくまなかったりというのが現状です。

住宅会社さんでも、売っているのは住宅なので、住宅建設の予算はきちんととっているけど、自分たちが関わらないでいいことには資金計画に織り込まない場合もあると思います。(もちろんトータルで計画してくれる会社さんもあります)

これは結構問題です。でもその根っこの部分は他にあって、それは資金調達です。

住宅建設で多くの人は住宅ローンを金融機関で組みますが、そこに家具予算を入れ込むことが出来る金融機関が少ないということです。

「家具くらい自己資金で買ってね」ということだと思いますが、そこの資金も是非出してもらいたいものです。


その上で考えたいのが、この2つから考える家づくりです。

どういうことかというと、好きな家具やインテリアを置く為に空間を考える家づくりや、好きな植木を見ながら暮らす為の家づくりです。

例えば、家具の選びでも、家の計画する前と出来てしまってからは選べれる種類も変わってきます。理想のソファはゆったり3人で座れて、カウチがあってと想像していても、家が出来上がってからだと、ソファを入れるとリビングがパツパツになってしまう場合もあります。

また、大好きな照明器具を後から付けようと思っても、それだけだと、照度が足りなかったりと、計画段階でお気に入りのものを入れる為の空間作りをすることはとても大切です。

庭に対しても同じで、お気に入りの植木を家が出来た後に場所を決めるのではなく、その木を見ながら生活出来るような間取りや窓の計画をすることも重要だと考えています。

お施主さん側もお気に入りのものは、設計者に積極的に伝えて、設計者もお気に入りをしっかりヒアリングすることで、住まい手にあった豊な暮らしを実現できるのではないでしょうか。


ということで、今日も学びの多い1日でありますように!!


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