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コロナ時代に建築業界を動かす

昨日は、朝からアトリエにて、数日後にプレゼンを控えた案件のプランニングとプレゼン資料作りに没頭し、夕方気分を変えようと近くのスタバに行きました。
ソーシャルディスタンスを保った席がそこそこ埋まっていて、少し躊躇したけど、せっかく来たのでと席に着いて仕事をしていると、マスクをしていない10人近くの集団が入ってきたので、見えない何かに恐れをなして、早々に店を出た、根性なしの上田です。

今朝もコロナ関連ネタですが、建築業界の現状の打開策が見えそうなので、そこについて考えたことを書きたいと思います。

僕のいる建築業界で、今回の新型コロナウィルスでの影響は、住宅設備が入ってこないことから始まりました。主には、トイレ、IHコンロ、食洗機などです。これは、中国で新型コロナウィルスが発生した直後です。中国で生産している商品や部材の生産や供給がストップしてしまったことで起こりました。

現在は、かなり回復して来ていますが、今度は、景気の低迷や外出自粛などリアルにコロナの影響を受け、見学会を開催しても来客なし、問い合わ件数も減って来ている状況です。

愛媛県では緊急事態宣言が出ていませんが、状況はこれからさらに悪化すると思われます。

そんな中、この頃のネットニュースなどでは、『アフターコロナ』とか『ウィズコロナ』などのキーワードで議論がされているように、「○○月になったら落ち着くだろう、元の生活に戻るだろう」という考えは違うかもしれないと、なんとかく気づき出していると思います。

今後しばらくはコロナウィルスやもしかすると次に出てくるかもしれないウィルスなどと共存をしながら出来る仕事のやり方、行動の仕方にシフトしないといけい時代に入ってきているのではないでしょうか。

そんな中でも、僕たちは、経済活動を持続する必要があるので、『ウィズコロナ』でやれる仕事『アフターコロナ』で仕掛ける仕事をきちんと考えながら前進しなければなりません。

建築業界の今の状態を買い手側から整理してみようと思います。(建築業界と書いていますが、今回は住宅を買うエンドユーザーさんを想定しています。)

1.家を建てたいけど自粛ムードの中だし、住宅会社やハウスメーカーなどに行くのはちょっと控えた方がいいのでは。。。

2.景気が悪くなって、収入も減ってしまうかもしれない(すでに減ってしまっている。)中高い買い物は控えておきたい。。。

3.外出自粛などで、家にいる時間が増え、家族とのコミュニケーションは増えている。

という状態になっていて、売る側はこの1と2を解決してあげることが必要です。

1.で売る側に影響が出ているのが、見学会や相談会など商品を見てもらう機会やコニュニケーションを取る機会が減っているということ。

ということは、来場してもらわなくても、体感していただけたり、コミュニケーションを取ることが出来る仕組みが必要。もしくは、完全にコロナ感染をしない状況を作って来場してもらう。

2.は家計がコロナの影響で圧迫する可能性を恐れているので、金額が高いと判断される基準が下がってきているということ。

これは、現状より家計が楽になるような商品を販売したり、価格的な安心感を与えれる設定を考える。もしくは、高額でも家に帰ると外で触れたウィルスが除去されるような住宅をつくる。

1と2を解決した上で、3の状況を踏まえて、今やれる仕事やこれから仕掛ける仕事を考えた方が良さそうです。

もしくは、1もしくは2の状況がないところを狙うかです。


長々とお付き合いありがとうございました。
今日は、数日前に飛び込みで来られたお客さまをご契約まで導いてきます。


ということで、今日も学び多い一日でありますように!


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