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ひらめき体質にする2つのこと

緊急事態宣言の解除が検討されていて、注文住宅の受注案件もまとめて動きそうでアフターコロナを感じている上田です。

案件には湖の辺りの計画予定の住宅もあって楽しみで仕方ありません。

今朝は、昨日お話したデザイン思考を構成する3つの要素の中の
3.ひらめき。物事を何段階も飛躍させるアイデアについて僕なりの生み出し方を書いてみようと思います。

ひらめきと聞くと、なんだか何もないところから思いつくことのように思いますよね。ひらめいた時に「降りてきた!!」っていったりすることもありますし。降りてくるのを待つのはちょっと効率的ではないですよね。

効率的にアイデアのひらめきを得るためには、アイデアが常に降りてくる体質を作ることが重要です。

僕も昔は、建物をデザインする時に何日も考えて考えて、アイデアが降りてくるのを待っていましたが、今はアイデアがポンポン出てくるひらめき体質になっているので、基本的にはひらめきに苦労することはありません。

そこで、ひらめき体質にするために僕が常にしていることを2つご紹介しようと思います。

まず1つ目は、点と点を繋げて線にしながら考えるということです。
簡単にいうと、なんでもかんでもリンクさせてみる、ということです。
例えば、ステイホーム中に子供達に草抜きをさせようと思い、「草抜きパーティしようや!!」と子供達を誘ったところ、「なに?なに?楽しそう!!」ってノリノリで草抜きをやってくれました。草抜きパーティーは草抜きの休憩用のジュースとお菓子を準備して、さらに昼食にはBBQをするというものです。まぁ、こっちは大変ですが、楽しみながら草抜きをしてくれました。

「草抜き」と「パーティ」は普通にある当たり前の言葉ですが、組み合わせることで、「草抜き」という嫌な作業が楽しく感じてしまいます。

こんな言葉遊びを繰り返しているうちに、周辺にある意外なモノどうしがリンクして新しいアイデアに繋がったりするケースも多くあります。

2つ目は、物事を抽象化して転用する方法です。
これは、いろんな物事をアイデアに変えることのできる方法です。

例えば、ミュージシャンのファンがファン同士の交流が生まれているほど、そのミュージシャンのファンを長く続けているという事例があったとして、これを建築の分野にも応用できないかを考えます。
ここから気づくことは、共通の好きなモノがある人同士を繋げることで、そのモノは利益を得ることができるということです。これが抽象化です。
そして、これを建築の分野に転用すると、OB客と見込み客を仲良くすることで見込み客からの注文がある可能性が増えると考えることができます。これをコンセプトに置いて、イベントなどを企画すると良いのでは・・・アイデアに発展していきます。

これについては、ショールーム代表の前田裕二さんの著書『メモの魔力』にも書いてありますが、僕はコンセプトを考えたり分析することをずっとやってきたので、同じことが染み付いています。

アイデアのひらめきを待つのではなく、自然とアイデアがでるひらめき体質を作るための2つの要素を整理すると。

1.当たり前を組み合わせて、新しいアイデアを作る

2.抽象化と転用でアイデアに変える

この2つが身につくと、日常がアイデアの元で溢れた学びの場になります。
是非、やってみてください!


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!






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