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良い仕事をするために必要な3つのこと

昨日は設計させてもらった住宅のお引き渡しでした。僕の家づくりに共感していただき、初めてお会いした時から意気投合して進めてきました。そんな住宅のお引き渡しは嬉しくもあり寂しい気持ちもあるものです。
お施主さんからいただいた「いい家をありがとうございます」という言葉は次のいい家をつくるための活力になりますね。

今日は、良い仕事(パフォーマンス)をするために必要な3つのことについて書こうと思います。

仕事=喜んでもらうこと

仕事の大半は人に喜んでもらって、その対価としてお金をもらっていますよね。

仕事をしたらお金をもらえると思っている人も多くいると思いますが、そこは違っていると思っていて、仕事をしても相手に喜んでもらえないとお金がもらえないこともあります。

つまり、仕事をしたらというところではなく、相手に喜んでもらうことでお金をもらうことができる。ということです。

この相手に喜んでもらうということが基本前提なんです。

組織で仕事していると、この相手を間違えている場合が良くみられます。
上司のいいなりになって、上司を喜ばすことに力を注ぎすぎていたり、建築だと、業者さんや職人さんの顔色を伺ってばかりいたりと、本当に喜ばさないといけない相手を見失ってしまっていることってありますよね。

もちろん、共に働いている仲間に気配りをすることは大切ですが、喜ばせる相手が誰であるのかというところを間違えないことが大切です。


ルーティン化する

建築の仕事はお客さんと初めてお会いしてから、敷地、お金、建物、工事など多岐に渡って打ち合わせを行って進めなければなりません。

僕はその中の建物のデザインや設計をするのですが、その他の敷地、お金、工事のことなどを総合してみていかなければなりません。

そんな様々な要素をまとめならが、良いデザインを提供するためには、全体の仕事の流れを仕組み化してルーティン化する必要があります。

自分が最も力を出せる、または出すべきところ意外をルーティン化することで、自分の役割に集中し良いパフォーマンスで仕事をすることができます。

イチロー選手は、当時、翌日のゲームの開始時間から逆算して、寝る時間、起きる時間、食事の時間など、全てのスケジュールを決めて動いていて。年間の予定は決まっているので、シーズン開幕から、彼の動きは全て自動的に決まってくるので、良いパフォーマンスで打席に立てるとも言ってます。

このルーティン化された通常の流れを大きく外れて進めている物件はトラブルになる可能性がありまし、自分の力が発揮されないまま仕事が進んでいきますので、最終的にお客さんに喜んでいただけない可能性があるので、軌道修正するか、最悪中断した方が今後のためだと考えています。


得意を配信する

最後3つ目は、良い仕事をするために、もしかすると一番大事なことかもしれません。

自分の得意な領域で仕事をすることが、やはり一番パフォーマンスが高いですよね。

この自分の得意なことをSNSなどで配信して、事前に自分のことを知っていただき、”この人にお願いしたい”という気持ちで依頼してもらう。という流れをつくることが大切だと考えています。

行ったらなんでもあるスーパーや百貨店などは扱うものは万人受けする売れる商品を置く必要があると思います。なんでもあるっていうブランディングがもてはやされた時代もありましたが、今はインターネットでなんでも検索できる時代。高額な商品であればあるほど、買う側は事前に検索して、ある程度絞り込んで買いに行くか、欲しいものを事前に見つけて、専門店や百貨店でもそのショップを目掛けて買い物をしにいきます。

そんな時代にとにかく来てもらって好きなものを選べるというような仕事のしかたではなく、ウチはこれが得意です!!というブランディングが必要で、その得意をどんどん配信していくことが必要だと思います。

そうすることで、全体の集客数は減るかもしれませんが、自分のファンが集まるので、自分の得意なフィールドで仕事をすることができ、良い仕事を提供することができます。

大きく集めてから、自分のことを知ってもらって、共感してもらい仕事を進めるより、先に知ってもらい、ファンになってもらってからお会いして進める方が、自分の仕事のパフォーマンスは明らかに上がると思います。

お客さん対応のスキルはもちろん必要ですが、自らブランディングして配信していくことに労力をさいた方が遥かに良い仕事ができるのではないでしょうか。


今日は、良い仕事をするために必要な3つのことについて書きました。
・仕事=喜んでもらう
・ルーティン化する
・得意を配信する


ということで、今日も学びの多い一日でありますように!!



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