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過去の教訓
昨年某日、
リモコンを操作出来るようになってきた息子がAmazonプライムビデオで伝統的な某キャラクターの子供向け番組を見ているのを朝食をもぐもぐしながらボーッと眺めていたら
「自分の事は我慢しなきゃダメだよ」
「みんなとは仲良く」
「譲らないとダメだよ」
ということを立て続けに教訓として、それを守らない主人公に良くないことが起こる、
というお話の内容で、つい反射的に息子に
「お前はそんなに我慢しないで自由にしていいぞ」
と声をかけてしまいました。
「こういう教訓が過去の自分のような虚無な人間を作る」
と反射的に思ったのです。
まぁ、でも画面比率が4:3で結構古い番組。時代が時代なら、それはそれでうまくいくものだったのかなぁ、と。
受け取り側次第でもあり、たまたま自分が違うと感じているのに押し込んでひねくれながらも従うフリをする、
という不健康なやり方をしてしまうヘキがあっただけかもしれない。
ただ、感覚なので何の根拠もないけれどもこういった教訓は
時代遅れ
と感じます。
この時代遅れグルーピングにもう一つ
「苦労をしないとうまくいかない」
を付け加えておきたい。(苦労=苦しい思いをするであって、苦労=頑張るではない前提)
そして、私の中に巣食うこれら教訓を
一つ一つ
溶かしていきたい。
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