見出し画像

"変化のきっかけ"のきっかけ

↑のきっかけは子供の存在です。

私は完璧主義になろうとする癖があります。
なりたい訳ではなく、そうしないと気が済まなくなるヘキです。

例えば、
私はプラモデルが嫌いではないのですが、ほとんど作ったことがありません。
一度、作り始めて足一本完成させるのに半日以上かかったことがあります。

それは、
何か凄いクオリティのものを仕上げたのではなく、プラスチック磨きというものを使ってみたら凄くピカピカになるので、そこだけに固執してしまって、全てのパーツをピカピカにしていたら止まらなくなり、結局疲れ果てて嫌になってしまいました。

スパロボのようなシミュレーションゲームも事前に攻略情報を収集し、

何ターン目に○○のイベントが発生するから、その為に最良の布陣を敷いて、取りこぼしなく進めないと気が済まなくなって、なかなかステージが進みません。そしてそれが重荷になってきてやらなくなります。(学生時代のこもり気味な時はそれをやり遂げた事もありますが)

そんななので、子供が産まれてから子供の為になるべく出来る範囲の情報収集をして、

(押し付けは良くないけど)
最大限良い環境を提供しなければならない。
と躍起になりました。

根底にあるのは今も変わらない愛情ではあるのですが、色々な要素を気付く範囲で取りこぼしなく進めたくなったのです。

アレ?
子供の事なら一生懸命になれるぞ。

そして、
今まで自分の事に一生懸命になれなかった気質が乗っかり、
子供を最優先に一生懸命になろう!自分の人生は残りカス。

何だか自分以外の事だと素直に一生懸命になれるな!
(なぜだろう?・・・さぁ?)
とまたネジが一本外れた気合いを入れたのでした。

友人の助言

2017年のある日、当時一歳半の子供を連れて高校生の時のホームステイで知り合ったロシア人の友人に久々に会うことになって、

「子供の事だと一生懸命になれるんだよね。だから自分の事は二の次」
などと話していたら、速攻で
「ひで。、それは違う。僕も子供を育ててきたからその気持ちもわからなくないが、自分は大事にするべきなんだ。」
というニュアンスの話をされました。
その時の顔がとても真剣だったのが印象深く記憶に残っています。

その時は、
やっぱり外人ってそーゆうことをはっきり言うねぇ
くらいにしか響いておらず、いつかそう思うこともあんのかなぁ…
と思ったりしていました。

そしてその後、子供の事で妻と険悪になったりそれ以外の事でもうまくいかなくなったりと、、、

そりゃそうだ。
プラモデルやゲームだったら嫌になって辞めているはずのものを無理して続けているのだもの。

そして、

正しさ

を振りかざして他人を攻撃して
タノカナシみはじめる・・・。
(楽しみながら悲しんでいる。これには中毒性がアルよ。)

自分が無理しているが故に他人にも無理を強要し始める・・・
そんな状態行き詰まるに決まっている。

そしてようやく自分がその状況を作り出していることに気付き変化・・・

今では、
自分を満たさずに周りは満たせないし、自分を満たしていれば自然と色々な事がうまくいく。
と思うようになり、

妻にも過去の出来事について、
一つ一つ
「悪かった」
と伝えました。

んで、
真剣に指摘してくれた友人にありがとう≪感謝≫を伝えなきゃ。

と思い、昨年9月に聖闘士星矢大好きなロシア人の友人にメッセージを送ったところ、ちょうど仕事の関係で数日後日本に来る、と素晴らしいタイミングで噛み合って、二人でお酒を飲みつつ感謝を伝えることが出来たのでした。

おしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?