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拗ねているところに本心がある。おかわり

⇒さらに実感した自分の拗ねポイントを追加。


昨年夏、ジジババ含め家族で後楽園に行き、子供とリュウソウジャーステージを見てきました。

ショー定番の「リュウソウジャー!」と子供達が叫んで元気付けるところ、珍しく息子がノリノリで大きな声を出しているのを見て、何だか泣きそうに。
(私は最近自分の拗ねているポイントを発見すると涙が出る体質になっています)

あれ?
もしかして…

親に子供らしい娯楽のほとんどを否定されていた私は、変にモノワカリが良かったので、
「あーいうのは下らないものだ」(親の言葉をしっかり自分でコピー)

とあまり見たり欲しがったりしなかったんです。

だから、ヒーロー系のショーは見たことないし、
「後楽園で僕と握手!」
は別世界の出来事だと思っていて、行きたくても
「行きたい!」
と言ったことがありませんでした。

今回も、見る前はそんなに気にしてなくて、別に一緒に見なくても、と思ったりしてたんですが、興奮する息子を見て、

ああ…、楽しみたかったんだなぁー
子供の頃の自分…

ここも拗ねポイントだった…

そして自分の息子に限らず、喜ぶ子供を見ると凄く嬉しくなってニコニコしてしまう。

多分、イヤイヤして欲しがったり、ちゃんと意思表示してたら与えて貰えたのかも知れませんが、早々にそのような行為は恥ずかしいと思うようになり、我慢が当たり前の人生になってしまった。そうすると人生そのものが我慢になってしまう。

でも、今日少し涙が出て、子供の頃の怨念みたいなものが昇天していくのを感じ、また一つ消化出来た実感を噛み締めたのでした。
(ずっと「見なくていいもん!」って意地張ってたんですね)

そんで、ショーも施設もクオリティーがしっかりしてて、見ていて楽しかった!

ついでに言うと、アミューズメントパークのようなところでの物販は
「実際の値段より凄く高いからやめなさい。質も悪いし。」
という親の言葉を信じ、欲しがる事を辞め、これもまた自分の言葉として飲み込んでしまっていたことがわかっていたので、千円以上するポップコーンをむしろ子供が欲しがる前に買ってあげたのでした。

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めっちゃ笑顔↑

値段や質じゃない、そのタイミングでのテンション↑を買っているんだぜ!
そんな当たり前のこともわからなくなっていたんだなぁ・・・

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