株式会社パタンナー

株式会社パタンナー

マガジン

  • Pttrner Tech Blog

    • 13本

    「デーセン(β)」を運営している株式会社パタンナーのチームメンバーによるブログです。普段の開発内容や、開発するなかでの気づきなどを発信しています。

  • PttrnerのIR|旧: ひとり全社会議

    株式会社パタンナー(Pttrner, Inc.)は未上場の企業です。未上場であってもIPOしているかのような意識を持つように心がけています。 当マガジンは、業績ハイライトを四半期ごとに振り返り、お世話になっている方々に勝手にお礼と報告をおこなっているマガジンです。

  • みんなのデータ戦略部|note版

    データストラテジー企業である株式会社パタンナーがデータ戦略についてわかりやすく解説したマガジンです。

  • 株式会社パタンナー アドベントカレンダー 2021

最近の記事

  • 固定された記事

2023年12月期 第1四半期 ひとり全社会議

23/12期 1Q ハイライト第1四半期は年初から新規受注に支えられ、四半期売上高は過去最高収益を達成しました。成長要因はチームメンバーに任せられるプロジェクト件数が増加したことです。その結果、一時的に月商ベースが上昇しました。 製品開発のリソースコントロールにより、営業損益も過去最高益で着地しています。また、新年度より新規プロダクトの開発に着手しています。 業績以外のトピックは次の3つです。まず、(1)母校での非常勤講師業務を終えました。昨年秋から毎週地元に帰っておりま

    • FY2022Q4 ひとり全社会議

      FY22通期のハイライトまず、通期ではYoY売上高成長率+53.7%で着地しました。組織規模は前期から変わっていません。成長要因は、一人あたりの生産性向上によるものです。(単純にめちゃくちゃ働いただけです・・・。) また、前期4Qではアカデミック向けプロダクトとして事業アイデアをピボットしました。現役大学院生を採用し、30名以上のユーザーインタビューを実施しました。既存事業の計画進捗も芳しくなかったこともあり、収益性の課題を解決できない新規プロダクト開発は進めるべきではない

      • ワンストップでデータ分析組織を立ち上げるソフトウェア[β版]をリリースしました

        こんにちは。ワンストップでデータ分析組織を立ち上げるソフトウェアの開発に挑戦している株式会社パタンナーです。開発していたプロダクトのβ版をリリースしました。 お礼を言いたい まずはこの場を借りて、開発を担ってくれたエンジニアSさんと開発に際してバックオフィスを支えてくれた財務担当Cさんにありがとうございましたって言いたいです。ありがとうございました! つぎに、ユーザーインタビューに協力してくれた先輩起業家や同業界で働いている方たちにもありがとうございましたって言いたいで

        • 開発計画

          ここに開発計画がはいります。

        • 固定された記事

        2023年12月期 第1四半期 ひとり全社会議

        マガジン

        • Pttrner Tech Blog
          13本
        • PttrnerのIR|旧: ひとり全社会議
          3本
        • みんなのデータ戦略部|note版
          0本
        • 株式会社パタンナー アドベントカレンダー 2021
          21本

        記事

          データサイエンス領域で事業を作るむずかしさ - 業務の性質と市場が抱える課題

          データサイエンス業務の性質成果報酬型の事業モデルにできない データをあつめて、データを分析して、仮説を検証して、施策を考え実行する。このプロセスが重要であることは多くの企業が認識している。 データ分析は、マーケティング支援や営業支援のように成果報酬型の事業モデルにすることが難しい。どれだけの頻度、品質、精度でデータ分析すれば売上や利益率が良くなるのか?作業時間などを短縮しコストカット(経費節減)できるか?といった具体的な成果を保証できないからだ。 その割に、データ分析は

          データサイエンス領域で事業を作るむずかしさ - 業務の性質と市場が抱える課題

          コンサル・エンジニア・データサイエンティストぜんぶやってきたから提供できる!弊社のデータ活用支援事業

          受託事業(データ活用支援・コンサルティング)の概要弊社はデータを活用する幅広いプロジェクトに取り組んでいる。おおきく次の3つに分類できる。ちなみにコンサルティングと言っても、ゴリゴリに手を動かしている。データ活用領域は今でも手を動かさないと現場感とノウハウに遅れが出てしまうからだ。 プロダクトマネジメント業務 分析基盤設計・構築業務 データ分析業務 1. プロダクトマネジメント業務対象クライアント データを活用したプロダクトを開発している企業 収集したデータの活用

          コンサル・エンジニア・データサイエンティストぜんぶやってきたから提供できる!弊社のデータ活用支援事業

          教育に興味のなかった自分がデータサイエンス研修を本気でやっている理由

          はじめにキャッシュエンジンになっている事業に想いがないのか?と言われれば、答えはノーだ。そこで、弊社のデータサイエンス研修事業は誰のために何を伝えているのか?この事業を通じて、どういう社会にしたいと思っているのか?をまとめたい。 国も人材育成を急いでるくらい、ほんとうに人材不足が大きな問題になっている文部科学省はAI人材を育成するためにつぎのように目標を設定している。 社会人にいたっては、年間100万人がデータ活用に関する知識を習得し、日本の働き方をもっとよくしたり、社会

          教育に興味のなかった自分がデータサイエンス研修を本気でやっている理由

          目標ではなくスタイルを確立する

          はじめにこれまでのアドベントカレンダーでは次のような構成で一期目を振り返った。 チームビルディング・採用 ソフトウェアアプリケーションの技術選定 アジャイル開発 顧客開発 起業家コミュニティ紹介 チームメンバー記事 残り4記事は、弊社の未来についてと一年間で起業家、経営者としての自分のスタンスについて伝えていく。(恥ずかしいけど) 目標ではなくスタイルを確立する起業家、経営者として…ではなく30歳になって、すこーしだけ上手な生き方、長く働き続けられる要点に気づ

          目標ではなくスタイルを確立する

          複業で0→1フェーズのぼっち起業家を助けてあげた話|経理・会計のこと

          弊社はおカネのことは創業初期からしっかりやりたかったので、オフィス業務もチームメンバーの力を借りています。オフィス業務を支えてくれたバックオフィスメンバーに記事を書いていただいた。(書いてくれてありがとう!!) はじめに今回はバックオフィスの業務についてお伝えしたいなと思います。普段こういう文章は書かないのでまとまりがないかもしれませんがお付き合いください。ご縁があり経理を中心に任せてもらってます。 初めに話があった時にまず思ったことは最初から経理を置くって言うのは珍しい

          複業で0→1フェーズのぼっち起業家を助けてあげた話|経理・会計のこと

          良UXなツールにするには

          アドベントカレンダーも残すところ10記事。今回はMVP(実用最小限の機能を実装した製品)のUIUX改善に力を貸してくれているUIデザイナーに記事を書いていただいた。(書いてくれてありがとう!!) はじめにWEBサービスのUIを1からデザインをしていく上で、UXに関して気づいたことをまとめます。 「ユーザーを増やしたい」「使い続けてもらいたい」(実際には収益上げたい) そういう想いから、UX改善に努める企業や開発者が数多くいますが、じゃあ実際どうやって「UXが良い」ツール

          良UXなツールにするには

          StartPassを利用してみた話

          前回に引き続き、キャッシュエンジン事業を並行しているスタートアップにつきまとう葛藤について振り返りたい。 前回は、キャッシュエンジン事業に取り組むと、キャッシュを確保することによってスタートアップとして最も重要なリソースである時間を失ってしまい、その結果スケールできない状態に陥ったことについて反省した。 StartPassとはサブスクリプション方式(月額課金)のスタートアップ支援サービスである。公式HPの文章をお借りすると、「採用」「VCとの接点」「PR/広報」など、それ

          StartPassを利用してみた話

          ひとり経営者タイム - 自分の頭で考えるって楽しい

          前回、顧客開発リベンジ戦までのプロセスを振り返った。アドベントカレンダーも後半戦に差しかかったことだし、正直しんどかったときのことも素直に省みたい。 はじめての赤字は、怖かった3月末に創業し、4月末にはエンジニアさんとともにプロトタイプ開発を開始できた。自社事業は7月中旬リリースにむけてチームビルディングを経験学習しながら、0→1フェーズなりのアジャイル開発を実践した。 無事に7月中旬にプロトタイプ(弊社ではα版と呼んでいる)を研修事業で使いはじめた。そして向き合うべきは

          ひとり経営者タイム - 自分の頭で考えるって楽しい

          インタビュイーを仲間にする

          前回の記事では、マーケットを大きく捉えるためには、課題を軸足に顧客をピボットしたほうがいいのでは?という気づきをまとめた。 本記事では、私にとって3度目のユーザーインタビューで実践した(実践中である)リーン顧客開発の打開策、戦略を紹介する。 はじめに結論から述べると、インタビュイーを採用し、インタビュイーとともに顧客開発をおこなっている。この戦略は、今期の経営判断で一番正解だったとおもっている。顧客に対する解像度を上げるスピードが段違いで早くなった。 ユーザーインタビュ

          インタビュイーを仲間にする

          ユーザーを属性ではなく課題でとらえる

          前回の記事では、ユーザーインタビューの失敗を通じて、じゃないほう起業家はマーケットサイズを先に考えたほうがいいという結論に至った。 本記事では、マーケットを大きく捉えるために実施したユーザーインタビューのPDCAを振り返る。 課題を軸足に、顧客を変えるマーケットを大きくするために考えることは、顧客数が多いところに事業アイデアを当てはめることじゃない。顧客となるユーザーを属性で判断せずに、課題で捉えることが重要だ。 「あれ?こういう属性のユーザーにも私が考えているプロダク

          ユーザーを属性ではなく課題でとらえる

          ユーザーインタビューに失敗した3つの理由

          はじめにまだ顧客開発の壁を超えられていない。リーン顧客開発について、自分の頭で考えて咀嚼しつづけている。今回はユーザーインタビューの失敗を振り返る。 1 見込み顧客とは何か?を考えていないユーザーインタビューとはお友達インタビューではない。お金を払えるお財布を持っており、お財布からお金お出してくれそうなユーザーのうち、お金を支払う”顧客”になりそうなユーザーのうち十数名にインタビューする行為がユーザーインタビューだ。 「リーン顧客開発」には『外へ出ろ!顧客に会え!』とだけ

          ユーザーインタビューに失敗した3つの理由

          0→1フェーズの実録!アジャイル開発

          前回の記事では、エンジニアさんと一緒に取り組んだ技術選定について振り返った。使う技術が決まったら、実際にプロトタイプ開発に進む!開発を通じてリーンスタートアップできるチームの作り方を経験で学習していく。 本記事は、アジャイル宣言に対する自分なりの解釈と実際に取り組んだアジャイル開発プロセスの紹介をおこなう。前回の記事は下記のリンクから読めるよ。 はじめにアジャイル開発とは何か 説明不要。素晴らしい考え方は原典にあたるほかない。 俺が考えたアジャイル開発の前提条件1 チ

          0→1フェーズの実録!アジャイル開発