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たまたまテレビをつけたことで人生が変わった話〜アイシールド21〜

こんにちは。
僕の趣味の一つがアメフト観戦なのですが、アメフトと出会ったことで僕の人生は大きく変わりました。
頭を使いながら試合を見る楽しさ、Twitterを通じたアメフト仲間との繋がり、友人とタッチフットで遊ぶ、などなど、大げさではなく「人生が豊かに」なっています。

そんなアメフトとの出会いの入口は、小学5年生の頃たまたまテレビをつけて放送されていたあるアニメを見たことでした。

そのアニメこそ、『アイシールド21』です。
*「ブルゾンちえみwithB」でおなじみのブリリアン コージさんのTwitterでも紹介されていました。

僕がたまたま見たときは男の子がヤンキーに追いかけられている場面で、なんでおいかけられてるんやろ〜とか思いながらゆるっと見ていました。商店街を抜けて、駅に着き、ヤンキーをひらりとかわして、電車にダイブ。なんや、すごい大変なことしとる笑 と思いながらも、なんとなく面白くて見続けていました。
これなんのアニメなんやろ、と思って次回予告まで見てみたら、急にヘルメットとユニフォーム姿に…!
そこで初めてアメフトのアニメやと知りました。いやそんな話のやつやったんかい!!と相当な衝撃を受けました笑
ただ一話が結構面白かったので、そこから見続けて、どんどんハマっていきました。
当時おばあちゃんが本や漫画は買ってくれていたので、ついにはアイシールド21の漫画まで買ってもらいました。

アイシールド21のなにがそんなに面白いかというと、
①個性豊かなキャラクターと、それが活かせるスポーツ
②試合や試合の前後で描かれるドラマ
③必殺技

の3つがあげられます。
(アメフトをわかりやすく、誰でも読めるように表現していることもあるけどそれは基礎的な要素やから割愛します。)

①個性豊かなキャラクターと、それが活かせるスポーツ

主人公の小早川セナはビビリでパシリないわゆるひ弱な男の子で、不良から「パン買ってこいよ」と毎日パシらされていました。一刻も早くパンを買ってこないといじめられるという恐怖心から脚力が鍛えられ、足がめっちゃ早くなって、40ヤード走4秒2 (アメリカのプロアメフトNFLトップスピード、人間の限界速度)までの脚力を持っていました。
高校に入りひょんなことからその脚力に目をつけられてアメフト部「泥門デビルバッツ」に入ることで、一気にスターに。足が早い以外に持ち味がなかった、けれど何か一つ個性があれば輝けるというアメフトではスーパースターだったという最高のストーリーです。
他にも、足は遅いけどパワーではだれにも負けない栗田や、身体能力は凡人だけれど天才的な頭脳を持つ策略家のヒル魔、ノーコンで野球部では活躍できなかったけれどキャッチの腕前だけはだれにも負けないモン太、などなどほんとに様々な個性を持つ選手たちが登場します。
不得意も沢山あってしかりの人間ではありますが、1人ひとりの得意なことを持ち寄れば、こんなにすごいことができるんだ!という勇気がもらえる作品です。
それぞれのキャラクターがしっかり立っていることが何よりの魅力です。

②試合や試合の前後で描かれるドラマ

敵キャラも個性豊かで、かつチームによって「めちゃくちゃパスが得意」「攻撃は弱いけど守備力は圧倒的」「キックで勝つ」などなどチームカラーがはっきりあるのも面白いところ。そんな個性豊かな敵と戦う上で、様々なドラマが描かれるので引き込まれていきます。
僕が好きなのは、
泥門デビルバッツvs神龍寺ナーガ 戦です。

この神龍寺ナーガというチームは初出場から関東大会で無敗、春秋合計9連覇という圧倒的な強さを誇るチームです。
東京都大会を3位でギリギリ通過して関東大会に駒を進めた泥門がいきなり神龍寺と対戦と決まったときは、漫画やのに、一読者やのに、めちゃくちゃ絶望感を感じたのを覚えています笑
というのも、作品序盤から神龍寺の強さはずっと描かれ続けていたので、ラスボスチームやろうと思っていたこともありまさかの展開だったのと、当時の泥門の状況では勝ち目があまり感じられなかったからです。
しかも、ヒル魔や栗田といった主要キャラにとって神龍寺は因縁深いチームでした。中学→高校と進学するときに、皆で神龍寺でアメフトしよう!といっていたのに、高校の同級生の金剛阿含という神童に邪魔されてそれが叶わなくなったんです。
阿含とヒル魔や栗田等が揃えば最強チームになったはず。なぜだ。
ヒル魔は阿含に問います。
が、自分の力だけが全てだと思っている阿含は「バーカ いらねーよ テメーらなんか」とはっきりと、バカにしたセリフで返しました。
そんな因縁深き相手が神龍寺ナーガ。試合中、試合前後に様々なドラマが描かれているので、よければ漫画やアニメで見てみてください!(あえて展開は伏せておきましたw)

③必殺技

週刊少年ジャンプの漫画らしく、必殺技が沢山登場するのもアイシールドの面白いところです。必殺技といってもビームを出したり魔法を使うわけではなく、例えばスピンで相手選手をかわす「デビルバットハリケーン」や、ハードなタックルで相手を仕留める「スピアタックル」など、アメフトらしい技がいくつも登場します。
必殺技という形で派手に演出してくれるので、刺激的な展開が楽しめます。
技という名の技術を磨くことで、個々人が、チームがどんどん成長していく過程を見られるのが楽しみの一つです。

というように、様々な魅力が詰まった「アイシールド21」。ぜひ、読んでみてください!!


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