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なぜギャンブルにはまるのか

皆さんはギャンブルをしたことはありますか?全く興味がないという方もいれば多額のお金をつぎ込んでいる方もいますよね。そこで、今回はなぜギャンブルにはまる人がいるのかという内容をお伝えしたいと思います。

なぜハマる?ギャンブル依存症になる原因

ギャンブル依存症の原因は、人の不安な感情が高まるのを抑える特殊なタンパク質の「ノルアドレナリントランスポーター」という物質の影響と言われています。

ギャンブル依存症の人は、抑圧された感情をうまく吐き出せず、ギャンブルで発散しているケースが多いです。

摂食障害やアルコール依存症などは広く知られており、周囲も気づきやすいようですが、ギャンブル依存症はまだよく知られていないため、病気であることが認識されず症状が進行しているのがみてわかりません。

ギャンブル依存症になる原因1 ノルアドレナリントランスポーター

ヒトの脳の中には、不安な感情が高まるのを抑える特殊なタンパク質の「ノルアドレナリントランスポーター」というものがあります。

このタンパク質「ノルアドレナリントランスポーター」の量が多い人ほど不安を抑え込み、ギャンブルにはまり込みやすいという研究が、京都大学大学院医学研究科、精神医学教室の高橋英彦准教授などのグループが行いました。

不安が多いストレス社会では、これらの脳内物質が作用して、ギャンブルへと向かわせるということにつながります。

ギャンブル依存症になる原因2 ベータエンドルフィン

東京理科大学諏訪短期大学の篠原教授らは、安静時、パチンコをしているとき、大当たりしているときの血液中の快感物質を測定しました。

その結果、パチンコをしている最中にはベータエンドルフィンといういわゆる脳内麻薬の血中濃度が高いという研究結果が得られました。

ベータエンドルフィンという物質はモルヒネに似た作用のある脳内物質です。

パチンコで大当たりしたときの、背筋を走り抜けるような快感をギャンブラーが体感する瞬間、このとき脳の中では何らかの脳内麻薬系物質が旧に分泌される、そういう仮説は考えられます。

ギャンブル依存症になる原因3 間欠強化

間欠強化とは、「ある行動を起こさせようと思えば、連続して報酬を与えるよりもランダムに与えるほうが行動を起こしやすくなる」という法則です。

人間の心理では、Aの行為では必ずBの報酬があると学習することの効果よりも、行為Aによって間欠的に報酬Bがあるほうが、行為Aやそのバリエーションへの執着が高まるということがあるのです。

なので、こうして
快⇒不快⇒不快⇒不快⇒快のサイクルや快⇒不快⇒快などのサイクルを経験するうちにギャンブラーたちはしばらく負けが続いているので、そろそろ勝つはずと考えたり大負けした翌日は、勝つことが多いと考え出します。

しかし、ギャンブルであるかぎり、勝ちパターンが確立されることはありえません。

パターンが確立することはギャンブル自体の本質を自己否定することになるのです。

ですから、もしもギャンブルという枠組みの中で独自の絶対的勝ちパターンを得ようとするなら無尽蔵の資金で止むことなく勝負を連続するしかないのです。

ギャンブルのメリット

メリット①一種の娯楽として捉えることができる

カジノを含むギャンブル全般は、いわば娯楽の一種です。また、趣味の1つとして捉えることもできるでしょう。娯楽や趣味を楽しむのはけっして悪いことではありませんし、むしろ歓迎できることです。

ギャンブル依存が問題になるのは、のめり込み過ぎてしまうからであり、適度に楽しむだけならば非難を浴びることもありません。

メリット②リフレッシュ・ストレス解消に

ギャンブルを嗜むことで非日常を味わうこともできます。たとえば、ルーレットに現金を賭ける行為は、日常の中ではなかなか味わえない刺激に満ちているでしょう。刺激はリフレッシュやストレス解消になります。

ただし、問題なのは一定の刺激に慣れてしまうと、より多くのお金を賭けないと刺激を得られなくなってしまう点です。ギャンブルは、レートを上げるのは簡単でも下げるのは難しい。そう覚えておいてください。どのようなギャンブルでも低レートで楽しめる人は、まだまだ安心です。

メリット③コミュニケーションツールにもなる

ギャンブルは人と人を繋げる役割も持っています。とくにカジノでは、他のプレイヤーと会話する機会も多くあるでしょう。日常や仕事だけでは得られない人間関係を築くことも可能です。

また、前述したようにギャンブルは趣味でもあるので、同じ趣味を持つもの同士、会話が盛り上がることもあります。共通の話題があるからこそ繋がる人間関係は少なくありません。

ギャンブルのデメリット

デメリット①ギャンブル依存症の懸念

厚生労働省の発表によると、日本国内には約320万人のギャンブル依存症、またはギャンブル依存症予備軍がいるそうです。これまでパチスロや競馬にどっぷりハマってしまった人は、カジノにハマってしまう可能性が十分にあると言えるでしょう。

しかし、本当に恐ろしいのは、これまでギャンブルをしてこなかった人達です。「カジノが合法化されたから」という理由で初めてギャンブルに手を出すようになる人も少なくないでしょうね。

その人達の中からギャンブル依存症が生まれてしまう可能性は極めて高いと予測されます。これまでギャンブルの刺激を知らずに過ごし、初めてギャンブルの刺激を味わうのですから、多かれ少なかれギャンブルに夢中になってしまうのは必然です。

結局のところは本人の問題なのですが、カジノ設立がギャンブル依存を促していることは否定できません。

デメリット②地方経済の衰退化

カジノ設立には経済の活性化という目的もあります。しかし、一人の人間が特定の期間に使えるお金は変化しないことがほとんどでしょう。カジノで消費するお金は、これまで他に消費していたお金である可能性が高いです。つまり、カジノ以外の消費が減るのではないか、と危惧されています。

たとえば、外食。たとえば、ちょっとした贅沢品。

これらに消費することがなくなり、カジノでお金を使う人が増える……これはカジノを除いた経済の衰退に他ありません。ただでさえ物が売れない時代と言われている中、カジノは経済の衰退に拍車をかける危険性も持っています。

デメリット③ギャンブルに費やした時間・お金が無駄になることも

カジノはギャンブルである以上、負ける可能性を十分に含んだ娯楽です。「負けても楽しかった」と思えれば良いのですが、そういう人ばかりではないでしょう。

「負けても楽しかった」と思えない人は「お金を無駄にした」とか「時間を無駄にした」と負の感情ばかりが蓄積してしまう可能性もあります。

ギャンブルで常勝するのは困難である……誰もがわかっているようで本当の意味ではわかっていないのです。だから、負けてしまった時に負の感情を蓄積させてしまいがちになります。

この問題はプレイヤーの心の問題にすぎません。しかし、ギャンブル初心者はこのような感情になりやすいので注意したほうが良いでしょう。ギャンブルは、あくまで娯楽として受け止めるべきです。

まとめ

ギャンブルに関しての内容いかがでしたか?一度手を出してしまうとなかなか抜け出すことができなくなるということがご理解していただけたと思います。ギャンブル自体が悪いというわけではありませんが、あくまでも自己責任で行うようにしてくださいね。

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