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エコとは何なのか?

7月からレジ袋の有料化が始まりましたよね。皆さんでエコに意識しようという取り組みの一環ですが、そもそもエコって何なのか気にしたことはありませんか?今回はエコとは何なのかという内容をお伝えしたいと思います。

そもそも「エコ」とはどんな意味?

「「エコ」という言葉は、「ecology」エコロジー (生態学・自然環境)という英単語の略称と言われており、現在では「環境にやさしい」という意味で使われることが多くなっています。」

「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」という英語の略称です。

生物と地球はどんな相互関係を持っているのか、人間の生産活動や生活が地球環境にどのような影響を及ぼすのかということを研究する学問から始まり、現在では「地球環境にやさしい」「公害を出さない」「体に良い」といった意味にまで広がってきています。

また一方では、経済を意味する「エコノミー(economy)」の「エコ」とも言われるようになってきています。

経済と環境はつながっています。

今まで人間は生活の安定や利便性を求めて経済発展を続けてきました。

工業や化学が進んだことにより、有害物質の排出や資源の枯渇などが大きな問題になったという側面もあります。

「エコ」の取り組みは地球環境と資源を守るため

日本をはじめとする先進国の著しい経済発展の裏では、石油や石炭、天然ガスなどを燃やしてたくさんのエネルギーを消費することによりたくさんの二酸化炭素を排出してきました。

二酸化炭素排出量の増加は、地球温暖化が進むの原因の一つと言われています。

平均気温が0.3~4.8度上がると言われても、その影響を想像しづらいかもしれません。

しかし温暖化が進むと下記のような影響があります。

・氷河が溶けて海面が上昇、島や沿岸部の水没

・生態系が崩れることによる生き物への影響

・気候が変わることによる植生の分布の変化、一部の絶滅

・降雨パターンが大きく変わることによる、干ばつと大雨との二極化

・異常気象が増えることによる、農業への影響

・熱波による健康被害

地球温暖化は環境や気候、生態系などに取り返しのつかない影響を与える可能性があるのです。

この様な影響をできるだけ少なくし、地球環境を守っていくためには地球規模での「エコ」の取り組みが必要なのです。

また石油や石炭、天然ガスなどエネルギー資源には限りがあります。

現在同様の使い方を続けていると、石油は約50年、天然ガスは約60年で枯渇すると言われています。

エネルギーを効率良く使うなど、太陽光などの再生可能エネルギーに切り替えていく「省エネルギー(省エネ)」の取り組みもエネルギー資源の確保と地球温暖化防止の意義を持つ「エコ」の一環です。

エコ活動に取り組んで地球環境を守りましょう

地球の環境保全とエネルギー資源の節約のためにも一人ひとりが意識を持ってエコの取り組みを行うことが大切です。

限りある資源と地球環境を大切に、持続可能社会を目指しましょう!

・「エコ」とは生態学・自然環境を意味する「エコロジー(ecology)」の略語で、現在では「環境にやさしい」といった意味で使われています。また近年では、経済を意味する「エコノミー(economy)」の「エコ」とも言われるようになり、経済と環境は密接に関わりのある一つの問題として捉えられています。

・国々の著しい経済発展に伴い、環境汚染や地球温暖化が問題となっています。化石燃料などを使用すると排出される二酸化炭素は地球温暖化の大きな原因と言われています。エコや省エネの取り組みを通じて二酸化炭素の排出量を削減するのと同時に、限りある資源を大切にしていくことが必要です。

・エコや省エネは一人ひとりのちょっとした部分から取り組んでいくことができます。まずはゴミの分別や家庭でできる簡単な節電などから始めてみましょう!一人の取り組みは小さくても、家庭全体、全世帯で取り組むことによって大きな成果につながります。

誰でも手軽に出来るエコ活動とは

エコ活動というと大手企業が社会貢献の為に行うモノやボランティアなどをしている意識が高い人がするといったイメージを持っている人も多いかもしれません。それでなんとなく敷居が高いと感じているかもしれませんが誰でも自宅で手軽に行うことが出来るエコもあるのです。

例えば出来るだけゴミを出さないというのもエコ活動の一環で、マイバックを使用する、ペットボトルではなく紙パックの飲み物を購入する、シャンプーなどは詰め替えタイプのモノを選ぶだけでも多くの人がコツコツ続ければ結構地球の為になるものです。

他にもゴミを減らすだけではなく、再利用できるモノはとことん再利用してやるのもエコのポイントと言うことが出来ます。例を挙げると裏が白い紙はメモにする、着ない服はフリマに出すなどです。そして捨てる前に紙パックは洗ってスーパーなどの回収ボックスへ入れたり、本は売れるモノは古本屋に売り、値段が付かないモノは資源ゴミの日に出すようにしましょう。ゴミとして捨ててしまえば再利用は出来ませんが、資源ゴミとして出すのなら再利用が可能になります。

あとは使用する量を減らす省エネも重要なポイントと言えます。今は便利な電化製品が増えてきていて、特にエアコンは夏と冬はつけっぱなしといった人が多いのではないでしょうか。ですが温度設定を28度に設定する、冷房は昼間だけ、煖房は朝晩だけつけるといった風にするだけでもエネルギーの消費を減らすことが出来ます。また電気だけではなく水の使用も減らす為に歯磨きの間は止める、シャワーを使用する時にあまり勢いよく出さないなどを心がけましょう。1つ1つは些細なことと言えますが習慣にすること、続けることが重要です。

まとめ

エコに関しての内容いかがでしたか?細かなことまで含めると実践できるエコ活動は様々です。皆さんも些細なことからでも実践してみてはいかがでしょうか。

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