『なんで?』の大切さ

今回はなんで?の大切さについてお伝えできればと思います。

これは、私がある上司に言われたことで今までの価値観が変わった話なんですが
そもそも筆者過去はトップダウンのみの決定事項は絶対マンでした。
曲がったことは大嫌いではないですが会社の方針や上司に対してイエスマンの体質で
その当時ある上司と2人で飲みに誘われハイボール片手に私の仕事ぶりに『なんで?』
をぶつけてきました。

当然私は、経営理念や方針は絶対でそれがクオリティーや満足度に繋がると説明しました。
返ってきた言葉は『楽しい?言われたことだけ守ってて』でした。
私は仕事ですから当然じゃないですかと返すとまた『なんで?』と言われ
何を話しても全てなんでで返されしまいに返す言葉が見つからず、梅酒のソーダ割りが減るだけでした・・・。

しばらくして上司が私の考え方が固い決めたらこれが正解と決めつけ、なぜ方針や理念が作られ私を飲みに誘ったことや話している相手がなぜその話をするのか考えたことあるか?と言われ無いこともありませんでしたが、深く突き詰めたことは無かったと感じました。

上司は帰り際、『今日誘った意味が分かったら今度は飲みに誘ってとその時誘った意味を答えてあげる』といい改札を後にしました。

後日仕事をしていても頭から離れずいた時にスタッフが他のスタッフに文句を言っている光景を目にし、いつもならすぐ間に入って事情を聞き事を収めることに努めるのですが、あの言葉がよぎりなぜ文句を言っているのか?なぜ言われているのか?見ながら考えていた時に言いたい人の気持ちや言われている人の気持ちが見えたような気がしました。
相手の気持ちも考えずトップダウンでいた自分の視野の狭さに気づき、周りの話を聞き視点の違う考え方や提案に対して【なんでその考え方がでるの?】に変わりました。
結局線路は違えど終着駅は同じで良くしたい、良くなりたい気持ちは同じなんだと

それからは基本的に受け身に変わり大事な場面に顔を出す縁の下の力持ち役に徹したら
今まで指示待ちや言われたことしかやらない人も自発的に『やったほうが良いですか?』『何したら良いですか?』と聞いてくれるようになりスタッフ同士のディスカッションも増えより明るくなりレベルのボーダーが上がり、しまいには私は要らないと冗談が出るほどでした笑

早速美味しいハイボールの店を探し上司を飲みに誘い一連の話しをしました。
上司からは酒が不味くなると笑って言われましたが、嬉しそうにハイボールを飲んでいる顔を見て上司が伝えたかったことが少し分かった気がました。
結局帰り際も誘った意味を私に言うことはありませんでしたが『美味しいハイボールを探してくれてありがとう。美味しいハイボールを探そうと思うことが答えかもな』と言い感謝を伝えました。

長くなりましたが、私は今でも相手や物事を考えることを大切にしています。
人それぞれ考え方や違います、私の話全てが正解では無いでしょう。
ですが協調性や思いやりに繋がり良い人間関係が作れたことも事実です。

梅酒のソーダ割り一緒に飲みながら仕事や人間関係の悩み話したい方はDMお待ちしてます笑

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