「反応する」人と「準備してる」人

人生ではじめてインフルエンザにかかり、ここ数日はほぼ寝て過ごした。年末にコロナにも罹りましたが、インフルの方が体感としては辛かった。

最近、電気代の高騰に驚いている。Twitterでみても友人の話を聞いてもみんな高騰している。我が家はペットがいるので暖房をつけっぱなしにしているのもあるが、電気代が以前の3倍近くなりびっくりしている。

朝日新聞の調査でも、原発再稼働賛成が51%と過半数を超えていた。


東日本大震災以降、原発に関して国民のアレルギーは強いと言われていて反対派が多かった記憶がある。むしろ感情論として原発についてはあまり触れてはいけないような空気感すらあった。ところがこの結果である。実際に自分の電気代に直撃するとなると原発を許容せざるをえない、ということだろう。

言い方を変えれば電気代の高騰に対して「反応」している人が多いということだ。
つまり原発を稼働すれば原油高の影響を抑えることを理解していたものの、感情が優先され支持していなかったということになる。感情的に「反応」していたわけだ。


ビジネスの場面に目を向けてもこういった目の前に実際の不利益が起きた時に初めて「反応」するというのは日常茶飯事だ。本来は前もって、予測し、事前に対策を打てるといいわけだが、どうしても目の前になにか不利益が起きないと課題を感じず、対策が後手後手になってしまうことは少なくない。

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