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コミュ力なんていらない...コミュニケーションに悩むすべての人へ


8/27に僕自身、初の書籍「コミュ力なんていらない 人間関係がラクになる空気を読まない仕事術」を発売することになりました。
昨日8/4からAmazonで予約開始してますので、ぜひ気になるかたはポチッとお願いします!



この本を書こうと思ったきっかけ


ある日、僕の PR やメディア関連のマネジメントをしてくれている株式会社 katsura の横濱桂子さんとの打ち合わせで、「実は僕、コミュニケーションにすごく苦手意識あるんですよね。。。」と何気なく話したことがきっかけでした。

僕はコミュニケーションに自信がないどころか苦手です。どうして大勢いる場で声をかけることすらできないのだろう、なんで相手の気持ちがわからないのだろう...ずっとそう思い、悩んでいたこともあります。

ただその時の横濱さんが「意外です。全然そんなふうに思ったことない」という反応をしたことが、僕にとって意外でした。

すでに何回も打ち合わせをしていて、お相手の横濱さんはコミュニケーションのプロです。そんな人に自分が「コミュ障」であることがバレていないんだと驚いたのを覚えています。


そこから、僕が「コミュ障」をごまかしながらどうやって仕事をしてきたか、成果 をあげるためにどう考えてきたかを話していくうちに、これはもしかしたら自分では当たり前にやってきたことだけど、社会ではこの考え方を知らずに悩んでいる人が多いのかもしれないな、と感じたのです。
そして、少しでもそういう人がラクな気持ちになるのではあればお伝えしたいと思い、この本を企画しました。




本書で僕がお伝えしたいと思っているのは以下の3つです。

1、「コミュ力」を因数分解してみると、自分の得意苦手が見えてくる
2、仕事のコミュニケーションで必要なのは2つだけで、「コミュ力」はなくてもいい
3、苦手なことは克服するのではなくパターンと技術を知ってうまく避ける


コミュニケーションは大事です。
人と人が生活する、仕事する中で欠かせないものだと思っています。
ただそれはいわゆる「コミュ力」がなくてもできるもの、技術や考え方でなんとかなることをお伝えしているのが本書です。



僕もコミュ力についてずっと悩んでいた



 「コミュ力」という言葉は、人生における〝呪い〟だと思っています。 学校生活、職場、友人関係......あらゆるところでコミュニケーションは発生します。 そして、コミュニケーション力、いわゆる「コミュ力」がないのはダメな人間、ととらえられています。


僕自身、子ども時代からうまく周囲になじめず、「コミュ力」のなさをコンプレックスに感じたり、自信を失ったりすることがありました。

どう頑張っても周囲のクラスメイトがどういう感情なのか、何を考えているのかを察したり、気持ちを慮ったりすることがうまくできませんでした。そのこともあって僕は、ひとりで過ごす時間を増やし、学生生活で友だちをつくることを諦めてしまいました。
それ以来、「自分にはコミュ力がないし、社会でうまくやっていけるような人間ではないかも......?」という不安がずっと拭えないまま暮らしてきました。


ただ、その考え方が変わったのが〝仕事〟でした。 苦手なことを避けながらでも、何とかやっていける。

フリーター時代に就いたのが、全国の個人宅に電話で光ファイバーを営業する仕事です。そんなことできないだろうなと思いながらも、時給が高く、お金が必要だったのでやむを得ず選びました。

ところがいざはじめてみると、ものすごくうまくいくわけです。どんどん成績が上がる経験をしました。今振り返ってみると、その経験が「あれっ、もしかしてコミュ力と仕事って関係ないのでは?」と考えはじめるきっかけになっているのだと思います。


僕は、
スタートアップ企業を経営していますが、自分ではそんなにタフなタイプではないと思っています。苦手なことはできるだけ避けたいし、辛い状況や大変な状況になってやる気が出るタイプでもありません。できれば、毎日困難にぶつかることなく生きていたいと思っています。

社会では、 「困難から逃げてはいけない」 「苦手を克服することが大事」 そういった意見が多いと思います。


この意見は正しい。
疑うことなく正しいのですが、僕は毎回のように困難に立ち向かったり、苦手を克服したりできる精神力は持っていません。
だからこそ「苦手なことを避けるためにはどうしたらいいのか」を必死で考えて、 なんとか技術でごまかしながら、自分が少しでも得意なやり方を実現できるようにしてきました。


正直、今もコミュニケーションは苦手です。

できれば、誰とも話さず本を読みながら静かに生きていたいとすら思っています(実際に、独身時代の週末は誰とも話さず1日中家で本を読んで生活していました)。
今では妻と娘がいて、毎日平穏に暮らしていますが、日常のコミュニケーションはうまくなっているとは言えません。 妻に何かを伝えるときもどういう言葉を選んで、どう伝えたらいいのかわからず、 必要以上に強い言葉を選んでしまって傷つけてしまったりしたこともあったと思います。 妻にはこんな僕と結婚してくれて、毎日一緒に暮らしてくれて感謝しかありません。


家族とうまくコミュニケーションが取れない、空気が読めない僕でも、仕事で成果を上げる方法はある。
なんとか人間関係を築いていくことはできる。
そして苦手を克服するのではなく、なんとか苦手をごまかせる方法を考えながら得意なやり方で勝負すればいい。


この本を通じて、苦手なことや困難があったときに、真正面から向き合わなくても大丈夫、きっとうまく避けながらやる方法もあるよということが伝えられていたら嬉しいなと思っています。


「コミュ力がないとダメ」——。  
そういった呪いの言葉は捨て去って、明日からちょこっとだけ自信を持って毎日過ごせるような力になれていたら本望です。


自分はコミュニケーションが苦手なんだよな...コミュ力ないからダメなんだよな。。。そう思っている人にこそぜひ読んでほしいと思っています。



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