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YentaやTwitterで500人以上の人に会ってわかった、知らない人と「1対1」で会うことの圧倒的なメリット

ここ数年で、ビジネスマッチングアプリ“Yenta”やTwitterでの出会いを通して、500人以上の方に1対1で会ってきました。

会い方としては、Yentaでマッチングした人にこちらからメッセージを送り、仕事帰りの夜や土日の日中に渋谷や新宿のカフェで1時間程度話す、という単純なものです。Twitterの場合は、絡みなしでいきなりDM送ったりではなく、リプやいいねで関係が近くなってきたタイミングで、「一度会いませんか?」と誘って会うようにしてきました。相手の方から、「会いませんか?」というメッセージをいただくこともありました。

なぜ知らない人と会うのか?

自分も、数年前までは知らない人にどんどん会いたいタイプではありませんでした。どちらかというと、会社の仕事を夜遅くまでやっていたし、人と会う時間も、精神的な余裕もありませんでした。

きっかけは、今から3年ほど前に、仕事があまりにも辛くて部署を異動したことでした。そのタイミングで、ほぼ定時に帰れるようになり、精神的にも肉体的にも余裕ができたのが、人と会ってみようかな、という好奇心につながりました。

なぜ人と会いたいか。もともと人の話を聞くのが好きというのがベースにありますが、自分が「狭い世界に閉じこもっているのかもしれない」という漠然として不安によるところをが大きいと思います。人と会うことで、外の世界を知りたい、というのが最大の動機です。

なぜ「1対1」で会うのか?

自分の場合、人と会う時は、できるだけ1対1で会いたいと思っています。それは、相手の話を深く聞きたいし、深く聞くことによってはじめて到達できることがあると思っているからです。

実際、大人が1対1で会って1時間も話せば、世間話だけという訳にはいきません。内容は、それなりの深さになります。それに、1対1で会うということは、目の前の人に向き合わざるを得ない、ということでもあります。

そして、ここが最大のポイントですが、1時間くらい話すことで、その人の物の見方=視点をインストールできるのです。人と会ってて本当に面白いのは、ものの見方がそれぞれ全然違っていることです。その多種多様なものの見方を、自分の中にインストールする。そういうつもりで人と会っています。

40歳を超えてから、どんどん賢くなっている

不思議な話なのですが、実は、40歳を超えてから、自分がどんどん賢くなっているという実感があります(今は43歳)。たぶん、これは思い込みではなくて、本当にそうなんじゃないかと思っています。

これまでの自分だったら解決できなかったような問題をアッサリ解決できたり、これまでだったらイライラしてたような出来事に感情的にならずに対処できたり。

なんでなんだろう。そう考えた時に、思い当たることが3つありました。

1.人生に置ける経験値が増えている
2.読んだ本の知識が蓄積されている
3.会った人たちの視点がインストールされている

 1 の経験値は、これまで色んな失敗してきたことも含めて、経験値が溜まっていること。当たり前だけど、43歳の自分は、20歳の人よりも沢山の経験をしています。だから、こうすれば失敗するとか、うまくいく、とかのパターンが自分のなかに蓄積されているので、その場での判断がうまくできる、ということにつながってきます。

2の本について。自分は結構たくさんの本を読むタイプで、ここ15年くらいで5,000冊くらいの本を読んできました。その知識量が、現実の課題に対応する判断の材料になっていると思います。

そして 3 ですが、これが、YentaやTwitterを通して会った人たちの視点によるものです。もともとの自分だったら解決できないような問題でも、会った人たちの視点や観点で考えると、スンナリ解決できたりする。そういうことが、何度もありました。

この 1〜3のうち、「賢くなってきいる」という体感に一番効いているのが 3だと感じています。

まとめると、1対1で人と会うことで沢山の視点をインストールし、それが現実の問題に対する歳の判断力=賢さにつながっている、ということです。

今はオンラインで人と会うツールもたくさんあるので、人が少ない地方の方でも、人と会うことはできると思います。興味持たれたら、ぜひ試してみてください。

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