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逃避の散歩 119.府中市内駅ラリー(その1:武蔵野台駅~府中駅)

調布市の西側、京王線飛田給駅の北口階段前にいる。

久々に今回のスタート地点の駅までウォームアップで歩こうと思う。まずは正面の横断歩道を渡り、酒屋の横から延びている旧品川みちに入り、突き当たるまで道なりに進む。

飛田給駅から4分経過、手前に旧品川みちの名称板、奥にビニールハウスがある三叉路で右折すると品川街道に出る。

ここから府中市となり、この道をしばらく直進する。

さて、府中市は全部で14駅ある。過去に西武多摩川線(34回)の多磨駅から是政駅の4駅を通過済みなので、残りの10駅を歩くことになる。歩く順番は以下の通り。

京王線武蔵野台駅→京王線多磨霊園駅→京王線東府中駅→京王競馬場線府中競馬正門前駅→京王線府中駅→JR府中本町駅→分倍河原駅→京王線中河原駅→JR西府駅→JR北府中駅

こう頭の中で予定の整理をしている間に、都道248号・白糸台通りの立体交差がある白糸台五丁目交差点を越えて11分経過。武蔵野台駅北交差点を左折して商店街に入り、踏切を越えて最初の角を右折するとバス停がある駅の出入口が見えてくる。

14分でスタート地点の駅、京王線武蔵野台駅南口前に到着。ここから改めて時間計測を開始する。このまま駅のホームに沿って西へ進んでいく。

最初の踏切のあたりで自動車が通れない幅の歩道が先に見えるので、その道を入る。すぐ左に曲がり、途中右へ少しクランクするとまたさらに右へ曲がり、ブルーベリー農場の看板の前を通過する。調布でブルーベリーが栽培されていたことを初めて知った瞬間である。

そして三叉路の突き当りにきたところで右折し、次の角を左へ入る。出てきたこの道。北側の京王線の橋梁ガードを見てすぐに思い出した。以前、西武多摩川線全駅を歩いたときに白糸台駅から競艇場前駅に向かい始めた下り坂の起点だ。

ちなみに、そのガードを越えた先にある踏切を渡って道なりに直進し、突き当ったところの右側に同駅がある。ここから3、4分くらいのところだ。しかし、今回はガードの手前にある最初の角を左へ。

5分経過、左へ折れてV字ターンのように西武多摩川線の踏切を渡る。実は同線全駅ラリーの時にこの踏切前を通過して可能な限り線路沿いに進んで南下するルートを考えていた。しがし土地勘がないところなので、わかりやすい道を選ぶことにしてボツとなった。しかし、今回の通過で回収した。

京王線の橋梁ガードへ向かい、その下を抜けてすぐ左折する。少し上りになって橋梁による高低差が無くなった線路に沿って進む。最初の踏切と清水ヶ丘東公園の前を通過すると、すぐその先に駅とその駅舎が見えてくる。

スタートから9分経過、京王線多磨霊園駅北口前を通過。このまま線路沿いに進む。最初の踏切の前を過ぎると、歩行者と自転車の専用道路になる。さらに進んで2つ目の踏切の前で突き当りになるので右へ。ここで再び品川街道に出る。

15分経過、線路と都道248号・府中小平線との立体交差にある歩行者用通路の前を通過。

府中小平線は多摩湖自転車歩行者道を歩いたとき(32回)に西武線塾戦の花小金井駅から小平駅の間で小平ふるさと村近くの立体交差、そして3市横断鉄道駅ラリー(71回)ではJR中央線武蔵小金井駅から国立駅の間で小金井警察署前交差点を通過している。

さらに西へ進んですぐ、右側に自動車教習所が見えてきたところで左側には駅のホームも目に入る。そして、右へ曲がるところで駅舎とその出入口が見える。

18分経過、京王線東府中駅北口前を通過。ここで都道229号・府中調布線と合流する。この通りは旧甲州街道とも呼ばれている。駅前の交差点を渡ったところで左側にある最初の踏切が開いたので、いったん渡って京王競馬場線の線路側に沿って歩く。踏切を通過したところですぐに踏切が降りた。

というのも、旧甲州街道と交差する京王線の線路を通す2つ目の踏切が降りて通過待ちになるのを回避するためだ。若干遠回りになるが、京王競馬場線側の踏切から旧甲州街道に戻る。同線は平日の昼間は運行本数が少ないので踏切に足止めされるリスクも少ない。

競馬場線側の踏切に出る。予想通り、京王線側の通過待ちを回避できた。このまま踏切を渡って旧甲州街道へ。

24分経過、左側に公園があり、進行方向から見てやや奥側に鳥居が見える。鳥居に近づくと上部に「武蔵国府八幡宮」と記した浮き彫りの石板があり、下は敷石の平板で舗装された歩道が延びている。この歩道が同神社の参道なのは明らかだが、これが次の駅へ向かうための道でもある。

踏切を渡り、武蔵国府八幡宮の鳥居の前を右折し、線路沿いに静かな住宅街を進む。最初の突き当りを左折したらすぐ右折、次の突き当りは右の踏切前を通過して左折。次の突き当りの手前で次の駅ホームが見える。突き当りを左折してすぐ右折し、数十メートルの直線を抜けると駅舎だ。

30分経過、京王競馬場線府中競馬正門前駅前を通過。改札口の正面は東京競馬場への通路と直結している(トップ画像参照)。もちろん、開催日ではないので出入口はシャッターが降りている。その左横には「黄金の馬」という像がある。アハルテケという馬術競技で使われる種の馬だそうな。

そういえば、この駅に来たのは四半世紀ぶりくらいかもしれない。その時はこの駅で下車し、友人との付き合い東京競馬場へ観戦しに行った。ただ疲れただけの記憶しかなく、駅周辺もこんな感じだったのかさっぱり覚えていなかった。また開催日に行きたいかというと、それはない。

さあ次行ってみよう。改札口から右側へUターンし、北へ直進する。

33分経過、旧甲州街道に戻る。最初のはちまん宿しゅく交差点で今まで上下二車線だった道が倍の四車線に変わる。

グーグルマップで府中競馬正門前駅から次の府中駅のルートを検索すると、この交差点を右折して京王線の高架へ向かい、線路沿いに進んで府中駅東交差点の高架下にある商業施設から入ることを勧めている。だが、明確に駅前とわかる通過証明を撮るため、南口か北口に回る必要がある。

それで更に下調べしてみると、府中駅東交差点を経由するとどちらも若干の遠回りになるのがわかった。先のことも考慮してもっと効率よく通過できる方法はないかと出した結論はこれから進むルートだ。

幅が広がった旧甲州街道を進み、宮町二丁目交差点を過ぎて次の大国魂神社東交差点を右折して西側の歩道へ。ここから駅に向かってペデストリアンデッキ下を通る。交差点を1つ越えた突き当りのところでバスターミナルに出る。そこから見上げるといい感じに駅舎の姿が見える。

38分経過、バスターミナルから京王線府中駅南口前を通過。

ここからは後半戦。バスターミナルに沿ってL字型になっている商業施設の武蔵府中ル・シーニュから駅舎との間にある通路を抜け、けやき並木通りに出る。

(その2:府中本町駅~北府中駅)へ続く。