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逃避の散歩 85.大田区内11駅ラリー(その2:東京モノレール平和島駅から京急線六郷土手駅)

(その1:都営地下鉄馬籠駅から東京モノレール平和島駅)より続く。

さらに南下すると、低い高架の首都高速1号線が見える。高速道路で一般道路と同じ高さになっているところはいくつか見たことがあるものの、少しだけ高いのはあまり見かけないような気がする。最初の横断歩道が見えた先はUターン車線になっている。

横断歩道を渡って首都高速1号線の下をくぐり、西側に出ると野球場の前に出る。左折して、最初の角を右。「大森ふるさとの浜辺公園」の看板が角の目印となる。そこから100メートルほど進み、大森東避難橋を渡って昭和島を離脱。右折して防潮堤を北側へ進み、木船堀橋を渡る。

大森東避難橋もそうだったが、新しく感じる。今回のルートを歩き終えたら調べてみよう。

橋を渡り、左折して運動場の横を抜けて貴船堀緑地に入る。その緑道を北西へ進み、貴船児童公園に入ったら左折し、車輪止めを越えて先に見える細い路地を抜ける。突き当りで右前にコインパーキングが見えたらその横の道に入って道なりに蛇行しながら突き当りまで進み、右側の信号がある道へ。

1時間49分経過、広い道路に出る。信号待ちの間に位置を確認すると、この道は国道131号・産業道路だそうだ。そういえば、平和島駅周辺とこの手前の通りで海苔を扱う業者の建物が散見されているのを目にして、少し前に何かでこの辺りで行われていた海苔養殖の話を読んだのを思い出す。

信号が変わり、横断歩道を渡って車両一方通行の道に入りさらに東へ。1時間52分経過、少し右へ蛇行するところで2車線の道と合流し、再び第一京浜に合流する。大森町駅入口交差点の横断歩道を渡って奥に見える京急線の高架へ向かう。

1時間53分経過、京急線大森町駅改札口前を通過。

ここからは京急本線の駅を通過するだけとなるので、線路沿いに南下していくだけだ。車の通行量がほぼないという自分としては理想的な沿道を無心に進んでいるうちに次の駅の出入口が見えてくる。

1時間59分経過、京急線梅屋敷駅改札口前を通過。このまま西側の沿道を進んでもいいのだが、下調べで気になっていたところがあるので、その前を通過するため梅屋敷駅入口交差点を右折して第一京浜に戻る。駅の東側周辺は金網に囲まれた空き地が南北に延びている。理由は後で調べてみよう。

2時間2分経過、大田区総合体育館交差点を通過して、同体育館を通過。2008年に老朽化のため取り壊された大田区体育館があった場所だ。大田区体育館といえば、昔のプロレス好きとしては、新日本プロレス旗揚げ興行が行われた施設として有名でもある。

大田区体育館へは一度として足を運ぶことがなかったので、現在の姿を見れただけでもよしとするか。ふと頭の中で『プロレススーパースター列伝』の新日本プロレス旗揚げエピソードでの猪木とゴッチの会話を思い出す。同時に、現在は梶原一騎のような話が出てこない世の中になり寂しくも感じる。

2時間5分経過、東蒲田二丁目交差点に差しかかると、先が仮囲いで塞がれている。駅のホームは見えていても、出入口にたどり着くために何度も信号待ちして細かい迂回をするのもなんか癪なので、この信号待ちの間に信号待ちの少ないルートを探す。

信号が変わり、横断歩道を渡ったら右折。京急線のガード下をくぐると線路沿いの道があるので左折して呑川に架かる弾正橋を渡る。呑川は東急大井町線(68回)で緑が丘駅から大岡山駅の間、東急池上線(80回)で雪が谷大塚駅から石川台駅の間で通過している。

橋を越えると、その先にペデストリアンデッキが見えるので、次の駅の出入口に近づいているのがよくわかる。

2時間9分経過、京急線京急蒲田駅西口前を通過。先の角を曲がり、また第一京浜に戻る。北側を振り返ると、京急空港線の高架が東へ延びている。今回は歩かないが、羽田空港方面へは後日改めてこの駅から始めるつもりだ。

先を進もう、環状八号線と合流する南蒲田交差点を越えたらまたガードをくぐり西側の沿道へ移動する。このまま第一京浜を進むとタイミングが悪いと4回信号待ちをしなければならず、それが鬱陶しいので少しでも早く到着するために静かな車道を淡々と歩いたほうがいいと判断したためだ。

そして、また騒音の少ない穏やかな時間を味わいながら線路沿いに南下していく。

2時間23分経過、アーケード商店街が見えてきた。よく見ると、高架を挟んで逆側にも屋根が付いている。こういう形で高架が屋根としての機能を担うアーケード商店街は初めて見る。そして、道幅が1車線程度のアーケード商店街を見るとなぜかいつも胸躍る。

商店街のさらに奥に駅のホームらしきものが見えてくるということは、次の駅はもうすぐだ。

1分後の2時間24分、京急線雑色駅改札口前を通過。左側の広場が不自然に広くて妙に気になる。これは後で調べてみよう。何はともあれ、これで残り1駅。また線路沿いに南下する。

途中、角から右側を見るとJR線の高架が見える。ここで、京急線とJR京浜東北および東海道線の線路は時々横並びになるのを思い出す。この先の多摩川で互いの車両が見えるし、鶴見(京浜は京浜鶴見)駅から横浜駅の間はほぼ並走するような感じになる。

2時間34分経過、高架の沿道が突き当りとなるので右折して高架から少し離れて次の角を左。2車線の道路に出たところで左側の高架側に視線を向けると、信号と今回最後の駅の出入口が見えてきた。

横断歩道を渡って2時間35分、京急線六郷土手駅出入口前に到着。実は東京都23区内にある鉄道駅では最南端に位置するらしい。そして、この駅は数年前に川崎で映画を観た帰り、第一京浜を歩いて六郷橋を渡り蒲田駅方面へ向かうときに通過したことをいまさら思い出した。

少し時間があるので、次の予定も考慮してここから久しぶりに蒲田駅まで歩いて行こうか。

【おまけ】

蒲田駅へは、ほぼJR線の線路沿いに北上するだけだ。それは六郷土手駅がある京成線線路の100メートルほど西側にある高架まで行く。

今回は奥側の京浜東北線に沿っていく。

スタートから6分経過、道が線路から左斜め前方に逸れていくが、そのまま直進。2つ目の十字路の右側に踏切があるのでそちらに向かい、その手前にあるマンションの自由通路を抜けて次の踏切前を左に入ってすぐの十字路右側にある狭い路地へ。そこから再び線路沿いに出られる。

あとはそのまま北上していくだけだ。

スタートから16分、西六郷公園の前を通過。タイヤ公園とも呼ばれる、廃タイヤで作られた遊具がある。昔は廃タイヤを半分だけ埋めて跳び箱代わりにしている小学校や公園が結構あったような気がするけど、最近は減ってきているよなと思ったり。

この辺りから急に先の教習所のあたりまで道の幅が2車線と同じくらいの広さになるが、不思議なことに通る車の数は非常に少ない。

23分経過、京浜東北線車両基地への引き込み線の踏切を渡る。奥に見える陸橋はさっき南蒲田交差点で横切った環状八号線を通す蒲田陸橋だ。あれが見えてきたということは、蒲田駅までかなり近づいているということだ。

27分経過、東急蒲田駅南口前に到着。こちら側に来るのは東急多摩川線(23回)で歩いた時以来だ。この左横にある駅舎の下を抜けて最初の角を左折すると東急池上線(80回)のときに抜けた通りがある。

先にも書いたが、大田区はまだ羽田空港方面の駅が残っているので、近いうちに攻略しに帰ってくる。その前にこれから用事があるので、西口からJR線に乗って今日のところは撤退だ。

それにしても、電車の中で調べることが結構あるな。