命短し、旅せよ若人。僕らが「自給他足の旅」を始めた経緯や目的⛰
はじめに
この記事は、2021年からパートナーと共に始めた旅の経緯と目的について、僕なりの視点で書いたもの。旅の概要については、上記の記事にまとめてあるので読んでもらえたら嬉しい!
五感を使わなくてもいい生活
僕たち二人が旅をしようと決めたきっかけは「自然と切り離されたように感じる暮らし方」への強い違和感だった。
僕たちは住んでいる場所も育った場所も違ったけれど、二人ともオンライン上でお客さんとやりとりしてサービスをつくり、お金を支払ってもらって関係を終える仕事をしていた。
特に僕自身はステイホーム習慣が始まってから常に仕事相手から電話やメッセージを気にするようになり、日々の中に自然を感じたり、深呼吸したり、五感を使うような時間をつくることができていなかったんだよね。
もっと創造的で刺激的で、ジブンも周りもイキイキするような生き方がしたい
気がついたときには創造力、朝目が覚めるワクワク感、生きている実感は目減りし、なんのために仕事をしているのかわからなくなるほど心が小さくなっていた。仕事でつくっていたコンテンツは「SDGsを事業に取り入れている会社の事例」とか「社員がイキイキと働ける職場づくり」みたいなテーマなのに、自分自身がまず自然とのつながりを感じていないしイキイキしていなかった(笑)
しかも、チームの中で求められている成果を長い間出すことができなくて、窮屈さも感じていた。希望をもって始めた仕事がいつの間にか、自分も周りもhappyじゃない仕事にすり替わっていたんだ。
生態系全体がイキイキできるような社会の仕組み
なんとかしなくちゃ!と動く中で、「パーマカルチャー」や「エコビレッジ」、「循環型の社会」といった、より多くの人たちや動植物たちがイキイキと暮らせるようになる“新しい社会の仕組み”をつくろうとする動きがあることを知ることになった。それと同時に、僕たちが慣れ親しんだ、「あらゆるものをお金と交換しないと手に入らない社会(資本主義社会)」の悲しい側面についても学び始めた。
そして2021年8月、人と自然が共存する社会をつくるためのデザイン手法「パーマカルチャー」を学び、実践するため2ヶ月間千葉県いすみ市にて築150年の古民家で農的暮らしをするプログラムをYouTubeで目にする(それがこの動画!)。
そこでの暮らしが原点になり、全国のエコビレッジやオーガニックファームをはじめとする持続可能なコミュニティを巡る旅を始めた。旅を終えた2023年からは、旅の中で培ったものを暮らしや場づくりに活かしたいと考えている。
この旅の目的は三つ
この旅は以下の目的で始めたよ。
二つ目に関しては、今僕自身は、横浜市の戸塚で仲間たちと始めた農的暮らしをマンションの住民のみんなと共有し合えるコミュニティ(まぁるい長屋"ぜん")にゆるく関わりながら、2023年から別の地域で場づくりを始めようと思ってる!(ここだ!って僕ら二人がビビッと来るような場所がきっと見つかると確信している)
この旅をすることで、すでに多くの関わりが生まれていることに心からの希望を感じている。みなさん、僕たちを支えてくれてほんとうにありがとう。
これからも、僕らの旅をどうぞよろしくお願いします。
おまけ:旅のはじめに出会った愛する仲間との一枚
noteを読んでくれてありがとう! 僕らしく、優しさのリレーをつなぐよ。