変形性膝関節症のリスク要因と栄養学的アプローチ

徒手療法の現場で臨床かが頻繁に相談を受け、頭を悩ませがちな変形性関節症(OA)。

OAは膝関節で最も多く観察(変形性膝関節症;KOA)され、関節軟骨の劣化、滑膜炎、軟骨下骨の変化が特徴。
QOLの低下と大きな社会経済的負担につながるため世界的な問題になっている。
KOAの危険因子には年齢、性別(女性)、肥満(BMI)、過酷な肉体労働、膝の外傷歴があげられるが、その病態生理や病因はまだ完全には解明されていない。
また、OA患者の約5分の1がうつ症状を経験することに加え、KOA治療薬はいまのところない。
したがって、カイロプラクターやパーソナルトレーナーなど臨床に携わる人間は、最も重要といえる”発症予防”のために危険因子を把握し、治療効果を促進する選択肢を多く持つことが非常に重要と言えるだろう。

今から中長期的な変形性関節症マネジメントにおける重要な要素をいくつかまとめていきたい。

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