見出し画像

健康とは何か

世界保健機構(WHO)によると

健康とは「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義されています。

これに当てはまるという方はどれ位いらっしゃるのでしょうか?

私個人の意見ですが、健康とは目指すべき概念のような存在で到達しているかどうかを問うものではないと考えています。

これは世間でよく言われる「健康的/健康志向」と言われる表現が的を射ていると思います。というのも健康に関して具体的に「〇〇を食べれば健康になる」「〇〇の運動だけすれば健康になる」というものは存在しません。

簡単な例を挙げてみましょう。

人間は身体の約60%が水分で構成されているため、水分補給は生命活動の維持に必要不可欠な行動です。しかしながら水を飲めば飲むほど健康になるわけではありません。これは「量」だけでなく「頻度」でも同じことが言えます。1日に必要な水分を一度に補給しても身体の需要は満たせず、むしろ身体に毒となってしまいます。

ではどれくらいの頻度でどれくらいの水分を取るのが適切と言えるのでしょうか?

上記のように健康に関することで絶対と言えるものは非常に少なく、どうやらこれが正しい様だという事を研究や検証を重ねて現在の価値観が出来上がったとも言えます。こういったことを研究するのが健康科学の分野と言えます。

最近はエビデンスという言葉をよく耳にするかと思います。世間でもさまざまな行動を科学的な根拠をもとにして判断をする風潮に変わりつつあります。

ここでは自分の知る身体に関するさまざまなことを、少しでも面白く紹介していこうかと思います。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?