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チャットGPTやBingなどのAIは著作権に引っかからないのか。


こんにちは、ひでです!

最近はあまりSNS上では活動という活動はしていませんが、ChatGPTやBingについてリサーチしながら、

そのノウハウを活かしてひっそりとシナリオライターをやってます。





僕は以前、著作権についてのnoteを書かせていただきましたが、

今回も著作権、なかでも特に、

AIの著作権

というテーマで話していきたいと思います。


特にこういうネット系の個人向けビジネスをやっていると法律違反スレスレのことをやってる人たちがわんさかいます。



知ってるのと知らないとではかなり精神的な部分であったり

SNSで炎上の火種になってデジタルタトゥーなったりならなかったりと

色々影響があります。




これからはもはや、インターネットなしにはビジネスができないレベルの時代。

小規模ビジネスであれば尚更ですよね。

僕はみなさんには健全なビジネスライフを送ってほしい。。

常にそんな思いです。




そんな中、今話題となっているのがChatGPTやBing、Midjourneyを始めとした生成AIの登場。



もはやニュースで取り上げられない日はほとんどなく、世界各国の政治家や大物たちが目を背けられないレベルで今なお急速拡大しています。

(G7の議題にも挙がってましたね)


僕もその進化のプロセスを間近で見ていたいと思い、AIに関する情報を色々リサーチしたり発信したりしてます。

よかったら僕のTwitternoteフォローもぜひよろしくお願いします^^




今やチャットGPTもBingなどのAIは誰もが無料で使うことができます。


チャットGPTについては日本語にもどんどん対応し始めていて、気づいたら日本サイトもできてましたし、日本版アプリもリリースされました。

OpenAIの対応力凄まじい…!


1. ChatGPTとBingについてちょっと解説


まずはChatGPTの方から。

ChatGPTは、OpenAIによって開発された自然言語処理(NLP)モデルです。

って言われても意味分かんないですよね…。



もう少し分かりやすくいうと、

人間の語彙や文脈、常識などを学習することで自然な文章を作ることができるということです。


具体的には、

「チャットG」ときたら次に来るのは「P」、

さらにその次に来るのは「T」と予測して変換するような感じです。


「1、2、」と来たら「3」。

こんな作業を何回も繰り返して文字を生成してます。


実は人間とやってることは近いんですよね。



そしてその技術を活かしてChatGPTではいろんな使い方ができます。

その用途は様々で、

・文章作成
・添削
・プログラミングコードの作成
・ブレインストーミング
・献立やレシピ作り

など幅広く、入力するタスクの内容が難しくてもChatGPTはうまく対応してくれます。

(その分、使い手のセンスが問われますね…!)


ChatGPTがどんなことが得意なのかだって聞けちゃいます↓

分からないことは実際にAIに聞いちゃえばいい…!



また、ChatGPTは無料版と有料版があり、

無料版ではGPT-3.5

有料版ではGPT-4(GPT-3.5よりも高い学習能力を持っている)

があります。





その違いなどについてはここで話すと長くなるので、また今度ということでm(_ _)m







一方、BingはChatGPTの技術を元にMicrosoftが開発したWeb検索エンジンで、ChatGPTよりも最新情報に強いのが特徴です。

また、Bingは引用元を明示してくれるので、

より細かな情報を知りたい時や参考文献を載せるときには非常に便利です。


僕もライティングするときにかなりお世話になってます。


Bingは現在、完全無料で使うことができるので、ぜひ使ってみてください!


入力したワードにヒットした必要な情報だけを出してくれるので、検索をする手間が省けてリサーチをする時のあのめんどくささから抜け出せます…!


こんな感じです↓

検索っていうのが強い!



ChatGPTとBingは、ともにOpenAIの大規模言語モデルを搭載した対話型AIサービスという点では同じなんですが、それぞれの強みと弱みを考えると、

対応力は強いが最新情報に弱い対話型AI 
→ ChatGPT


最新情報は強いが対応力の弱い対話型AI 
→ Bing


というような感じになります。


なので、用途によってうまく使い分けることが大切です。



ただ、こうしたAI技術の発展は著作権問題に新たな課題を提起してます。

というのも、従来の著作権法は、個人が作り出す独創的な作品を保護するために制定されたものです。

しかし、、、

AIが作品を生成する場合に誰が著作権を持つべきか、

またその出力が他人の著作権を侵害する可能性はあるのか、といった問題が浮かび上がってきています。


2.AIと著作権の関係性について


チャットGPTは大量のテキストデータから学習し、その知識を基に新しいテキストを生成します。

これは人間がいろんな情報を吸収して、

新たなアイデアを生み出すというプロセスに非常に似ているんですが、

チャットGPTの出力は独自の作品と見なしていいのか、

それとも元のテキストデータの組み合わせと見なすべきなのか、

というのが現在までず〜っと議論されてます。



AIによる自由な創作活動を「これは危険だ」と判断して規制を始めている国もあります。

実際にドイツなどのEU諸国ではAI規制が始まってるそうです。。



ただ、日本ではその"規制"という点からすると、世界的にみてもユルい方だと言われてます。

日本はどちらかというと

AIを積極的に活用しよう!

という前向きな姿勢を示していて、

企業ではAIを活用して積極的に活用して新しいものを生み出したり、作業の効率化を図っている模様です。


このAI分野で世界との技術的な格差を埋めようと画策している模様です。

とはいえ、ですよ。



全く規制がない状態では無法地帯と同じなので、

いずれ法律や条例、条約などの形で規制がかけられると思います。

そうなる前にAIは積極的に活用しておきたいですね…!


3.AIが生成したテキストの著作権はどこに帰属するの?


さて、話は戻りますが、

こうしたチャットGPTをはじめとしたAIが生成したテキストや画像の著作権は

一体どこに帰属するんでしょう…?


一部では、

AIが生成したテキストは人間の手を介していないから、著作権の対象にはならない!

という人がいたり、

他にも、

AIを設計・トレーニングしたエンジニアやその人の所属する組織が著作権を持つべきだ

と言う人もいます。


なかなか収拾がつかないわけですね。。


原則として、チャットGPTは学習した内容を基に新しいテキストを1から生成するため、

特定のソースから直接引用しているわけではありません。

とはいえ、、

例えば、元のテキストや元の画像の特徴的なフレーズや表現、デザインを生成してしまった場合は著作権侵害に当たる可能性があります。

そりゃそうですよね。


ドラえもんの「4次元ポケット」とか「どこでもドア」みたいなワードを学習して

「異次元ポケット」とか「どこでもカフェ」みたいなワードをAIが勝手に生成してそのまま商用利用したら

著作権騒ぎになりますよね。


だから、

どこからどこまでをAIの学習範囲にすればいいのか

その塩梅が難しいんです。



僕たち人間は誰かの著作物を見聞きして学習しても

それが著作権問題にはあまり発展しません。



なのに、AIには学習を制限するっていうのもちょっとおかしな話です。


う〜ん、これは勉強すればするほど難しい…





4.実は…



ただですね。

実はこのAI著作権問題、

チャットGPTについては一応決着がついてるんです。



その内容がこちら(ヒデ社長より)


このようにチャットGPTの生成したテキストの著作権はOpen AIに帰属するようです。


ただしこれはあくまで

特徴的なワードやデザインを出力しなかった場合

または、

商用利用しなかった場合

の話です。



先ほどのように、内容によってはその限りではありません。

なので、もう少しこのAIに関する議論は世界で続くでしょうね…


私たち人間がどのようにAIと向き合っていくのか、

今後も目が離せません…!


シナリオ制作やAIについてリサーチする中で何か気づきがあればまた共有しますね!


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