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flipSnow -fripSideだけで冬ソング20曲集めてみた-

水樹奈々だけで集めた冬のプレイリストが伸びてるようなので
今度はfripsideで紹介してみようと思います。

私は水樹奈々をアニソン界の冬の女王と勝手に呼んでます
同等に、いやもしかしたらそれ以上に冬曲が多いのがfripSideなのです

まぁパラエティにこそ富んでいませんが
そのどれもが高水準で美旋律を奏でているので
是非電子の雪原へいざなわれてくださいませ!

01 snow blind

まずはとらのあなコンピレイションにも提供されたこちらから。
初代ボーカルの頃から既に3ヴァージョンも存在しているこの曲は
二代目での4回目のアレンジでは音圧マシマシで超かっこいい。
実はそういう意味では『snow blind (after)』が一番好みなのですが
サブスクにはないので、アレンジも一曲目っぽいこちらを選択。

02 white forces

シングルでもあるので2曲目はアゲアゲでいきましょう。
実は冬の情景を歌っているというよりは、雪原が舞台である作品のテーマ曲なので、雪が巻き上がっているだけだったりします。
fripSideといえば、といった感じのバトルトランスアレンジとコーラスで
聴き馴染みも深いのではないでしょうか。

03 snow of silence

疾走感のあるウィンタートランス。
歌詞も降雪量マシマシで季節感ある楽曲ですね。
silenceとタイトルに入ってるのにどちらかと言えば静かじゃないのがいい。
このテンポのfripSideが個人的に一番心地いいです。

04 memory of snow

イントロのエレキピアノが最高に切ない一品。
そこからギターが切り裂いてくアレンジがとっても浅倉大介的。
発売当初からトップクラスに好きな曲でこれを聴かない冬はありません。
サビのメロディアスさが際立つ緩急ついたオケが最高です。幻想的。

05 trusty snow

こちらも浅倉大介的なイントロで聴き心地最高。
キメ部分が多く思わず耳を留めるロックアレンジが特徴的
その曲調が示すとおり他の曲よりも歌詞がポジティブ
かっこいいfripSideをお求めならこちらで優勝。


06 Hesitation Snow

PCゲームのタイアップがあるためオープニングらしいキャッチーな一曲
歌詞も物語調で、意味深な耳当たりの強い言葉が並んでいます。
おそらくゲームをプレイすれば解ける内容だとは思いますが
所見では理解に難い表現がむしろ好き。

07 whitebird

ピアノバラードから開幕するしっとりfripSide。
ストリングスが壮大さを奏でていて規模の広い歌詞です。
アウトロのロングギターソロが最高
実際冬感はあまりないのですが
冷たい環境にに暖かさを求める感覚はきっとリンクするはず。

08 late in autumn

こちらもカップリングから生まれた大名曲。個人的にも超絶好みな曲。
情景はタイトル通り秋から始まるのですが、
やたらと雪やらなんやらが舞い降りているのでここにいても自然。
だからかもしれませんが他の曲よりも温かみのあるアレンジ
――というより、同じ秋の情景な『an evening calm』を思わせますね。

09 冬のかけら

fripSide流、冬のバラッド。こちらはとてもJ-pop的ですね。
一定のリズムで鳴らされる「シャーン」という鐘の音が聖夜も匂わせます。
ボーカルもいつもよりビブラートが多く差別化が図られている一品で
アニソン歌手に留まらない良質な歌ものを味わえます。

10 a silent voice

英語歌唱はじまりが新鮮なfripSide。
明確なワードはありませんがおそらくクリスマスソング
『冬のかけら』からの繋がりが自己満足度高いです。
こちらも切なポップで邦楽的な聴きやすい一曲ですね。

12 With fallin snow

第2期、南條愛乃在籍時ラストオリジナルアルバムからのナンバー。
ここにも採用されるってどんだけ八木沼さん冬曲好きなんだろう。笑
サビのファルセット多用やギターとピアノのユニゾンが新鮮な一曲。
なんだかavexっぽさも感じます。ベタに好き。

11 white relation

2曲目と同じタイアップで、雪原バトル作品のオープニングナンバー
ミディアムな雰囲気から始まって徐々に音数が増えていくのが
戦闘モノとしての矜持という感じがして佳作。
アルバムバージョンだともっと長尺でよりドラマティックになっています。

13 colorless fate

第1期、というか最初期から存在している楽曲。
ゲームタイアップはむしろ後付だったはず。
アレンジが計5回ほど変わっていますが冬っぽさは減少していった印象。
が、名曲なのは変わりありません。

14 sky

こちらも第1期から存在している楽曲。これも5種類くらいあるのかな。
八木沼本人も気に入ってるのか
第1期デビューシングルにも収録されていましたね。
そして他の初期楽曲とは違って、発表ごとにアレンジが結構変わってます
が、やっぱりメロディの秀逸さは変わらぬまま。名曲です。

15 transitory orbit

こちらも第1期から存在していますが
第2期の頃はノータッチで、第3期始動で復活した楽曲。懐かしい!
楽曲的に冬っぽさは皆無で歌詞にのみテイストがあるだけですが
逆にこのプレイリストで聴けば差別化されて面白い聴き心地です。

16 Insoluble Snow

第3期新作でも冬曲収録。やっぱり冬曲好きだよね絶対。笑
「溶けない雪」というのも、その精神性を表してるようで面白いです。
プレイリスト的にも最後にふさわしいバラード調。バランスいなぁ。
個人的には第3期をツインボーカルにしたのは名采配だと思います
naoとも南條とも比べられない、まったく新しいfripSide。期待大です。

17 praying over

さて、ここからはサブスクに存在しないボーナストラック。
『Snow blind』同様、とらのあなコンピレイション提供曲。
一曲目に選出されている辺り、当時の人気と信頼度の高さが伺えますね。
そもそもが冬曲オムニバスなので文句なくfripSide流ウィンターソング
スキー場で聴きたい一曲です。

18 holy night magic

オリジナル作品や"普通の"ベストアルバムにすら収録されていないレア曲。
(第1期のコンプリートボックスにのみ収録。あとはメーカーコンピ)
タイアップ先がどうやらそれっぽくクリスマスソングです。
ラルクのときも書きましたが、こういうハッピーソングのほうが
クリスマスに相応しいと思ってます。

19 a little christmas time

上記同様のレア曲で、上記のエンディングテーマだと思われます。
そしてこちらはfripSide+reset名義のコラボ作品
今も小室哲哉やangela等やPVでは各芸能人とコラボしてますが
こちらもMuzieからの仲間との作品なので、
その変わらない精神に高感度が高まった次第です。

20 whisper of winter

最後はやはり南條愛乃ボーカル曲に締めてもらいましょう。
ミディアム調で曲順的にもしっくり来る位置です。
こちらはfripSide名義としては非常に珍しく八木沼悟志が作曲に関わっていないので、このコンセプトアルバム以外には収録されておりません。

季節感のある切ない歌詞とI'VEっぽさもあるアレンジが
ザ・ウィンターソングという感じで良曲です。


Afterword

いかがだったでしょうか。
見逃してるだけでなんだか他にもありそうな気はしています。

なんとシングル曲は一個だけ!

そう、fripSideはなぜか
カップリングが季節シリーズとなっていることが多いのです。
そしてそれがまたたまらなく切なくていいんですよねぇ。

I'VEも多用する跳ねるシンセピアノの切なさが最高に気持ちいいです。

なるべく第二期、南條愛乃ボーカルのもので挙げてみました
実際自分のプレイヤーでは第一期、naoボーカルで存在するものは
そちらで再生しております。
まぁ当時から聴いてる身としてはそちらにも思い入れがあるので……

crossroads versionもそれはそれでオケがパワーアップしていて
むちゃくちゃ脳汁を垂らされるのは確かですけどね。

でもこうして通して聴いてみて、
他の冬のプレイリストと比較してわかるのですが、
そんなに音楽性が広いわけではない(トランス一辺倒な)ので
やはり各曲の聴き心地は似てる気がします。

でもこういう音楽を聴きたくてfripSideを集めているので
そこはむしろ美点。変わらないでいてほしい個性です。


ではダッシュボードから見て取れる需要はこの辺にして
(なんかアーティストに限定した冬曲特集が後伸びしていたので)
次回は月一回の恒例の歌詞解釈に着手しますかね。
そちらも冬の曲なのでこの流れは自然なのです。

よしなに。


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