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サンドウィッチマンとJanneDaArcと浅田弘幸の共通点

突然ですが、あなたの周りで
お笑いと音楽と漫画が"大好き"な人は居ますでしょうか?

なんだかいるようないないような……
まぁそんな感じだと思います。

私の中では三大欲求に位置する程のこの趣味なんですが
さすがに3つ全部に熱い情熱を注いでいる人は少ないと思います。


来週で一人暮らし歴20周年を迎える私の部屋は
まさに大量の漫画とCDと、ちょっとのお笑いDVDで満たされています。

↑こんな感じ。


で、それぞれの分野で私が崇拝している方々に共通点があるなぁ
と思ったので今回はそれに触れてみたいと思います。

それはズバリ、遅咲きで再評価されたという部分です。


2005年、JanneDaArc『月光花』でブレイク

私がJanne Da Arcを知ったのは1999年9月
TBS系列エンタメ情報発信深夜番組「ワンダフル」内
「どこよりも早いCDヒットランキング」にて
初登場20位付近に『Lunatic Gate』がランクインして
次の日に速攻CDショップにて購入。

その1週間後にはファンクラブ「マドモアゼルなあなた達」に入会
鬼のようにハマり現在まで振興しています。

高校の時は生徒会役員だったので
その権限を最大利用して
文化祭の校内BGMでずっとジャンヌ流してたりしてました。

おかげで局地的に身内内では流行ったりして
V系をそんなに入荷しない田舎によくあるレンタル兼用CDショップに
追加注文させるくらいの影響力がありました。いい思い出。笑

しかし、「ヴィジュアル系最終兵器」という触れ込みで
満を持してデビューしたにもかかわらず
世間的にはそんなに特別売れているバンドというイメージはなく
鳴かない鳥のごとく売上も徐々に下降気味にありました。

しかし、3rdアルバム発売後のシングルにて
【ワンピース】の主題歌を勝ち取ると一転、
初めてのオリコントップ10に躍り出ます。

しかも1発で終わらず以後はトップ10常連という安定感。
デビューして4年くらい経ってからのプチブレイク
そんなバンドは稀有です。

ここが勝負時と思ったのか4thアルバムの直後は
390円CD三連発でオリコントップ3にまでラインを上昇させ、
5thアルバム発売後に
アニメ【ブラックジャック】に『月光花』が採用され

直後のシングルはあえて一回外しちょっと焦らして
(それが一個前のシングル『Love is Here』)

『月光花』発売し大ヒット

この駆け上がりを目の当たりにした時は心踊ってましたね。

以後全てのシングルアルバムすべてオリコン2位。
超安定期に入っていた最中で活動休止→解散となったので
伝説と化しました。


2007年、サンドウィッチマンM-1グランプリ優勝

サンドウィッチマンを知ったのは2005年の「エンタの神様」。
初登場した「ピザ屋」で、なにこいつら今までで一番面白い
と唸ったものです。

プロデューサー五味一男の感触も上々だったのか
アンジャッシュやドランクドラゴン、インパルスがそうだったように
ほぼ隔週で登場しては全ネタで爆笑をかっさらっていく
実に安定した活躍を「エンタの神様」で"のみ"発揮していました。

そう、あんなにエンタでは大活躍してるのに
他の番組では一切見かけなかったのです。

悔しいので「俺の部屋のテレビではが小さいから」という
わけわからない理由で

エンタの神様は当時の職場の共用スペースや
わざわざ友人の部屋に言ってその番組を見て布教していました。

こいつらイチオシ。絶対おもろいから見てよ
とかほざいて強要してました。

そしたら2007年末の「M-1」にて優勝。大ブレイク
結成9年目にして悲願の称号です。
以後のネタ番組では欠かせない存在となりました。


しかし、彼らの経歴はそこがピークではありません
なぜならトークキャラが冴えなかったので
バラエティ番組ではそんなに定着していなかったのです。

最大の転機は2011年、東日本大震災
そこでの行動とそれからの活動で"コワモテだけどいいひと"が定着。
今でも番組に引っ張りだこのトップ芸人として君臨しています。


2009年、浅田弘幸『テガミバチ』アニメ化

私の学生の頃のバイブル『I'll』
一応バスケット漫画、つまりスポ根に属するのですが、
どちらかと言えば群像劇に重きをおいており
キャクターの掛け合いや関係性でストーリーが動いていきます。

『眠兎』や『連華』ももちろん後追いで嗜んでおり
そのクッサイセリフ満載の物語が中二病にものすごく効いてたんですよ。

一応『I'll』自体も約10年連載しており
アニメOVAとして2巻だけ発行されているので
一応の成功、代表作と言って差し支えありませんでした。

しかし、やはり漫画というのはTVアニメになってこその知名度
評価と言っても過言ではありません。

『I'll』連載終了後、村田蓮爾主催の「robot」での定期連載を経て
2006年、新発行された「ジャンプSQ」にて『テガミバチ』連載開始。
(ちょっとこの経緯違うけど細かいことは今は割愛)

なんだか作風が一気に少年向けにシフトしたなぁと感じていたら

これがあれよあれよと雑誌の表紙を何度も務めるようになり
これはもしや……と思っていた矢先2009年アニメ化決定!

ここにきてやっっっと評価された!という思いが溢れたのを覚えています。
しかも好評を博して一年後第2シーズンも放映。

浅田弘幸の絵がこんなにいっぱい動いてくれるとは……
初めてアニメDVDを新品で購入しましたよ。

仲の特にいい田島昭宇や小畑健に、作品の知名度では劣っていた
という劣等感を払拭でき、代表作が塗り替えられました。

もちろん個人的には『I'll』のほうが好きなんですが
『テガミバチ』も人並み以上に大好きです。

連載漫画4作目にしてブレイクするとはね。なかなか居ない気がします。


まとめ

CDを発売して9年目でブレイクしたJanneDaArc。
結成して9年目でブレイクしたサンドウィッチマン。
連載4作目にしてアニメ化まで漕ぎ着けた浅田弘幸。

ブレイク前にも各方面では一定の評価を得られながらも
今ひとつ突き抜けなかった時期を経ての今での活躍

それが私の愛する各分野で一番支持しているアーティストの共通点です。


Afterword

だからってまだ売れていない人たちがみんな
これから売れるとは限らないわけですが
これまで好きで続けてきたことは腐らず芽が出るまで愛でたいものですね


さて、3月に入りました。

3月は個人的にはいろいろ思うことが多い季節です
それがどんなことかは追々これから上がる記事にて言及していきますが。

ただ、今月からプライベートで忙しくなりそうなんですよね。
それでも普通に仕事している人からしたら全然なんでしょうけど。

お別れの季節、そして色々始める準備をする季節。
これまでの杵柄を磨くもよし、あえて置くもよし。
皆さんのご武運を祈りつつ――
私は作詞やらイラストやらに手を付けたいとおもいます。


次回の更新は3/4(金)です。

よしなに。



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